便器のコーティングについて知りたい! DIYで塗る方法とコツは?

便器のコーティングは、新品のような清潔でキレイな状態を保ち続ける効果があります。コーティング剤のメーカーによって持続時間は異なりますが、およそ3か月〜3年間の持続が可能です。しかし、間違った方法でコーティングを行うと効果が現れにくくなります。

そこで、本記事では、便器のコーティング方法とポイントを解説しましょう。

  1. 便器のコーティングとはどんなもの?
  2. 便器のコーティングをDIYで行う方法
  3. 便器のコーティング、こんなときはプロへ
  4. 便器のコーティングを長持ちさせるコツ
  5. 便器のコーティングに関してよくある質問

この記事を読むことで、便器をキレイに保ち続ける方法が分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.便器のコーティングとはどんなもの?

まずは、便器のコーティングがどのようなものなのか、そしてコーティングを施すことでどんなメリットがあるのかチェックしておきましょう。

1-1.水あか・カビ・汚れが付着しにくくなる

便器など水まわりのコーティングは、水あか・カビ・汚れが付着しにくくなるメリットがあります。あらゆる素材の表面には目に見えない凸凹があり、そこにホコリが引っかかることで汚れるのです。

特に、トイレは使用頻度が高いのですぐに汚れがたまってしまいます。コーティングを行うことで素材を皮膜でおおい、凸凹がなめらかになるのです。そして、汚れが付着しにくくなり、キレイな状態を保ち続けることができます。

1-2.掃除が楽になる

仕事が忙しい人や育児でバタバタしている人は時間をかけて掃除をする余裕もありませんが、コーティングを施すことで掃除する回数を減らすことができます。1度コーティングしてしまえば汚れがつきにくくなり、掃除が楽になるというわけです。

また、頑固な汚れも未然に防ぐことができるでしょう。汚れを放置したため、頑固に付いてしまった汚れを落とすには刺激の強い洗剤を使用することになります。その結果、便器を逆に傷めてしまうため、コーティングをしたほうがさまざまな面で大きなメリットにつながるのです。

1-3.新品の状態が維持し続けられる

便器のコーティングは、新品の状態が維持し続けられるのも大きなメリットです。特に、新築の家を購入した方やマンションに引っ越してきた方は、水まわりのキレイな状態を少しでも長く維持したい気持ちがあるでしょう。できれば、入居前にコーティングすることをおすすめします。すでに入居している方も、なるべく早めにコーティングを行えば、新品の状態が維持できるでしょう。

2.便器のコーティングをDIYで行う方法

便器のコーティングは自分で行うことができますが、方法とポイントがあります。それでは、詳しくチェックしておきましょう。

2-1.フッ素とシリコンのコーティング

便器のコーティングは、主に、フッ素とシリコンの2種類があります。
フッ素コーティングはフッ素樹脂の皮膜で素材をおおい、汚れや水あかが付着しにくいのが大きなメリットです。また、はっ水効果も期待できるため、使用後の汚れを簡単に落とすことができるでしょう。フッ素は素材を選ばずに使えるのも大きなメリットなので、初心者でも気軽に使うことができます。ただし、効果は3か月程度となるため、こまめに塗り直す必要があるでしょう。

シリコンは、防カビ材を含んでいるタイプで汚れや傷を素材から守ることができます。フッ素とは違い、見た目で分かるほどの皮膜でおおわれるため、汚れやカビに対する効果が非常に高く、持続が約3年と長いのが特徴です。ただし、シリコンは熟練の技術が必要になるので専門業者に依頼したほうがいいでしょう。

2-2.おすすめのコーティング剤を紹介

市販・業務用問わずに、近場のスーパーマーケットや薬局でも気軽に購入できるようになりました。便器のコーティング剤として人気があるのは、トイレマジックリンです。シトラスミントの香りが漂い、流すだけでキレイな状態が維持できます。また、シリコンコーティングとして、ラグロンのトイレはっ水コートも人気です。持続時間を長く持たせたい方は、3年維持できるWAKIの3年美キープトイレ用コーティング剤をおすすめします。

2-3.まずは必要なものを準備しよう

自分でコーティングを行う前に、必要なものを準備しましょう。最低限、用意してほしいものは以下のとおりです。

  • トイレ専用のコーティング剤
  • 使い古しの歯ブラシ
  • スポンジ
  • バケツ
  • 給油ポンプ
  • ゴム手袋

コーティング剤を選ぶ際は、自分にとって安心できるタイプか否かを重視して選ぶといいでしょう。たとえば、スプレータイプの効果が持続する時間は1か月と短めですが、簡単にトイレのコーティングができます。自分で塗って失敗してしまわないか不安な方におすすめです。逆に、持続時間が3年という効果があるタイプは、塗り直しができないので注意しなければなりません。

2-4.方法と手順をチェック!

トイレのコーティングを自分で行う方法と手順は以下のとおりです。

  1. コーティングを始める前に便器を掃除する
  2. バケツを用意し、給油ポンプで底の部分にたまっている水を汲む
  3. トイレ表面に残った水分をぞうきんで拭き取る
  4. 完全に乾いた後、コーティング剤をふきんにたっぷりつける
  5. トイレの表面全体に均一になるように塗る
  6. 同じ方法で便器の底や裏側にも塗る
  7. 塗った後に3~6時間ほど乾燥させて完了

コーティング剤を塗る前に、便器をキレイにすることがポイントです。トイレの表面が汚いままコーティングすると、汚れがさらに取れにくくなってしまいます。事前に、しっかりと掃除を行う手間と時間が、コーティング効果を高め長持ちさせることになるのです。

3.便器のコーティング、こんなときはプロへ

自分でコーティングをするのが不安だが、より効果を高めたい方はプロに依頼するのも方法の1つです。ここでは、便器のコーティングをプロに依頼する方法を解説します。

3-1.効果を長持ちさせたいなら業者に依頼しよう

コーティングの効果を長持ちさせたい場合は、自分でするよりも業者に依頼することをおすすめします。専門業者は、施工箇所によって適したコーティング剤を施工するため、より高い効果が期待できるのです。

また、DIYに比べて耐久性が高く、防カビ・抗菌などのオプションも自由に追加できるというメリットがあります。完成度や耐久性にこだわりを持っている方は、業者にコーティングを依頼しましょう。

3-2.費用は約1万円~、施工時間は半日~

使用するコーティング剤の種類や便器の汚れ具合などで異なりますが、大まかな費用は約1万円~です。標準料金は約1万円ですが、汚れ防止コートや除菌クリーニングなどのオプションをつけると約2万円~になる可能性があります。

また、施工時間はおよそ半日~1日で済むケースがほとんどです。コーティングを乾かす時間が数時間必要になるため、1日は見ておきましょう。具体的な費用や施工時間に関しては、業者に問い合わせてくださいね。

3-3.業者選びに要注意!

適切なコーティングを行い、効果を十分に発揮させるためには、業者選びが重要なポイントとなります。トイレクリーニングを行っている業者の中には、きちんと施工を行わず高額な費用を請求する悪徳業者が存在しているので注意が必要です。「おかしいな?」と感じたときは、すぐに尋ねるようにしましょう。丁寧に説明してくれるか、業者スタッフの対応に注目することが大切です。

4.便器のコーティングを長持ちさせるコツ

それでは、便器のコーティングを長持ちさせるコツを紹介します。

4-1.普段から掃除を心がける

1度コーティングを行うと掃除の頻度を抑えることができますが、日々の掃除は頑固な汚れを防ぐ最も効果的な方法と言えます。だからこそ、コーティングを施しても普段から掃除を心がけておきましょう。汚れを見つけたらすぐに拭き取れるように、簡単なトイレ用の簡易シートを用意しておくのも大切です。汚れは放置するほど頑固になり、除去しにくくなるので注意してください。

4-2.便利な掃除道具や手軽なコーティング剤を使う

用意しておくと便利な掃除道具として、トイレ用ブラシ・ウェットシート・やわらかい布などを準備しておきましょう。すぐに取り出せる場所に保管しておけば、手間をかけることなく汚れを拭き取ることができます。

また、手軽なコーティング剤を使うのもポイントの1つです。しっかりとコーティングしたいときは塗布するタイプを選ぶのがベストですが、手軽に使用したいときはスプレータイプをおすすめします。スプレータイプは、トイレ表面にコーティング剤を吹きつけ、均一に塗り広げるだけでOKです。

4-3.コーティング剤を十分に乾かす

コーティングを長持ちさせるためには、便器に塗った後、十分に乾かすことが大切なポイントです。十分に乾かさずに水を流してしまうと、せっかく塗りつけたコーティングがそのまま流れてしまいます。便器をキレイにした後も十分に乾かしてからコーティングを塗りましょう。コーティングはコツさえつかめば上手に活用でき、効果も長持ちするものです。

5.便器のコーティングに関してよくある質問

便器のコーティングに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.トイレのクリーニング業者を選ぶポイントは?
A.さまざまなサービスを行っている業者が多いのですが、トイレのクリーニング業者を選ぶ際はなるべくアフターサービスのある業者に依頼してください。保証が整っている業者なら、クリーニング後に問題が起きてもすぐに無償で対応してくれます。また、根が深いカビや頑固な汚れの場合、除去しきれないケースがありますが、実績のある業者に依頼すれば適切な方法でスピーディーに除去できるでしょう。ほかにも、見積書の内容が詳しく記載されているか否かもチェックすべきポイントです。

Q.コーティングに含まれている刺激が強い成分は安全?
A.一般的に、塗布した後にしっかり乾燥を行えば、その上に食べものを置いても問題なく食べることができる安全なコーティング剤だけが市販・業務用として売られています。シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質はほとんど使用されていません。それでも、気になる方は念のために、市販の原材料をチェックしてください。業者に依頼する際は、どのような成分が含まれているか確認しておきましょう。

Q.楽にコーティングをする方法は?
A.専門業者に依頼するのが1番の方法ですが、自分で楽にコーティングをしたいときは、あらかじめシートにコーティング剤が含まれているグッズがおすすめです。通常の商品は、専用のコーティング剤を付属のスポンジにつけて塗りますが、このシートなら取り出すだけですぐに作業できます。シート全体にコーティング剤がしっかりと染み込んでいるので、均等に塗りやすくなるのも大きなメリットです。

Q.日頃のお手入れで注意すべきことは?
A.トイレ用ブラシやスポンジを使う方が多いと思いますが、ブラシが硬く尖っているタイプは便器を逆に傷つけてしまう恐れがあります。素材を傷つけないために、なるべくやわらかいスポンジ等を使って掃除してください。また、研磨剤・酸素系や塩素系などの強いクリーナーを使用するのもNGです。素材やコーティング剤などによって掃除方法が異なる可能性もあるため、業者に相談するといいでしょう。

Q.はっ水効果が悪くなったときの対処法は?
A.コーティング剤の効果が薄くなると、はっ水具合が悪くなりがちです。そんなときは、スポンジなどを使って水洗いをしたり、中性洗剤で洗ったりすると効果が回復します。それでもはっ水効果が戻らない場合は、再びコーティングを行う必要があるでしょう。特に、自分で行った場合は、コーティングに失敗した可能性が高いため、専門業者に依頼するのがおすすめです。

まとめ

便器のコーティングは、新品の状態でキレイに使い続けるポイントの1つです。プロが使っているコーティング剤を使いDIYできますが、正しい方法で行う必要があります。まずは、トイレの水を抜いてから便器についている汚れを除去することが大切です。

また、便器にコーティング剤を塗る際は、往復せずに塗りのばすことがポイントでもあります。トイレ専用のコーティング剤を正しく塗れば、約3年間は効果が持続できるでしょう。