庭の台風対策とは? 台風前と台風の通過した後にやるべきことは何?

9月に入りだいぶ涼しくなってきましたが、10月までは台風が上陸する危険があります。
庭付き一戸建てでガーデニングを楽しんでいる人にとっては、台風の被害が心配ですね。
そこで、今回は庭の台風対策についてご紹介します。
台風対策を行わないと、自分の庭に植えてある草木だけでなく近隣住人にも迷惑をかけるかもしれません。
また、被害を受けた庭木の直し方もご紹介します。
台風の直撃を受けやすい地域の方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

1.台風による庭木の被害とは?

まず始めに、台風による庭木の被害にはどんなものがあるかということを、ご紹介します。
対策をしていないと、大きな被害を受けるかもしれません。

1-1.枝が折れる

樹木は地中深く根を張っています。
ですから、よほどの強風が吹くか地盤ごと崩れなければ倒れることはないでしょう。
しかし、枝は別です。
特に、葉が大きく茂っているような枝は風の抵抗を強く受けるので折れやすいでしょう。
また、植えたばかりの木は幹が折れてしまうかもしれません。
折れた枝がほかの家の屋根や車を壊したり、窓を割ったりすることもあります。

1-2.草花が水没する

庭によっては、水はけが悪い場合があります。
一度にたくさん雨が降れば、排水が間に合わずに、庭が池のようになってしまうこともあるでしょう。
草花が水につかってしまえば2~3日で根腐れしてしまいます。
ですから、一刻も早く排水してあげましょう。

1-3.植木鉢が倒れる

植木鉢に植わっている植物の場合は、強風で倒れることもあります。
また、ゴロゴロとあちこちに転がるうちに、鉢から植物が抜けてしまうかもしれません。
さらに、花が咲いていたり実がなっていたりすると、風や雨で引きちぎられる可能性もるのです。

1-4.道具が散乱する

ガーデニングの道具を庭の隅に置いている方は、強風に要注意。
空の植木鉢や支柱などは、風で飛んでいってしまうかもしれません。
また、重い道具も倒れたりすれば大変です。
さらに、土や肥料が雨で流れだす可能性もあります。

2.台風がくる前にできることとは?

では、台風がくる前にどのような対策をしておけばよいのでしょうか?
この項では、台風がくる前にやっておくことの一例をご紹介します。

2-1.庭木のせん定を行う

葉が茂りすぎたり、枝が広がりすぎていたりする樹木は強風を受けて倒れやすいです。
ですから、せん定をしたり枝すかしをしたりして風を通りやすくしましょう。
そうすれば、枝が折れる危険性も減ります。
また、植えたばかりの若木は添え木をしてあげるとよいですね。
さらに、枝ぶりがよくこの形をくずせない樹木の場合は、枝に縄を結び付けて地面に固定する方法もあります。
雪囲いと同じようなもの、と考えてください。

2-2.植木鉢は軒下に入れたり、まとめて縛ったりする。

自宅の玄関に余裕があるのなら、植木鉢は玄関に入れてしまいましょう。
たくさんあってとても収納できないという場合は、軒下など風の当たらないところに入れます。
ただし、万が一転がってもガラスが割れないところに置きましょう。
大きくて持上げられない鉢植えがあるのならば、とりあえずその場に倒すか植木鉢同士を縛ってください。
そうすれば、強風にあおられて倒れることもありません。

2-3.ガーデニング用品を片付ける

空の植木鉢をはじめとしたガーデニング用品は、雨の当たらないところに置きます。
物置があるならば、底に片付けましょう。庭の土や肥料は雨風に当ると流れてしまうので、家の中に入れます。
特に、支柱は風で飛ばされると窓くらいは割ってしまうので注意が必要です。

2-4.排水溝の掃除をする

庭に排水溝が備え付けてある場合は、排水溝の掃除をしましょう。
土や落ち葉などが積もっている場合は、上手く水が流れない場合もあります。

2-5.取れるものは収穫し、グリーンカーテンは下す

花や実など風に引きちぎられて飛んでしまいそうなものは、できるだけ収穫しておきましょう。
花の場合は花きりばさみをつかって、茎などを傷つけないようにしてください。
また、グリーンカーテンを作っている家は要注意です。
グリーンカーテンは葉っぱが茂っていますし、背が高い割に根っこが貧弱。
ですから、強い風が吹くとネットごと飛んでいってしまうかもしれません。
グリーンカーテンはネットごとそっと下におろしてください。
また、ゴーヤやキュウリなどはそろそろ季節も終わります。台風対策のついでに始末してしまいましょう。
さらに、ひょうたんやへちまなどは収穫しておきます。
軽い実ですが、大きいものが勢いよく飛ぶと大変なことになるでしょう。

3.台風が過ぎ去ったらやるべきことは?

さて、台風が無事通過したらどうすればよいのでしょうか?
最後に、台風が去った後の地末についてご説明します。

3-1.葉っぱについた泥を洗い流す

激しい風雨にさらされると、葉に泥がつくことも珍しくありません。
台風が過ぎ去ったら葉についた泥を落としてあげましょう。
また、海が近い場合は塩分を含んだ風が吹いた可能性があります。
塩害にあわないように念入りに洗い流してください。

3-2.庭掃除をする

いくら気を付けていても、台風が激しい場合は庭が散らかります。
いつもよりも念入りに庭掃除をしましょう。
特に、排水溝の中は念入りに。
葉っぱや枝が積もっていることもあります。
さらに、ご近所から飛んできたものが転がっているかもしれません。
そのようなものは、拾っておいて後でご近所に尋ねてみましょう。

3-3.庭木が折れているのが見つかったら?

庭木が折れているのが見つかった場合は、添え木を当てて縛ってあげます。
対応が早ければくっつくかもしれません。
完全に折れてどこかに転がっていた場合は、自治体指定のゴミ袋に入れて指定された日に出しましょう。
また、折れた枝が見当たらないという場合は、すぐに探しに行ってください。
道路などに転がっていると交通事故の原因になります。
また、万が一ほかの人に迷惑をかけた場合は、すぐに謝りましょう。
家屋や車に被害が出た場合は、場所を改めて話し合ってください。
台風のときはいろいろものが飛びます。
ですから、本当に自宅の枝がよその家を傷つけたかどうかは、正確に証明できないかもしれません。
だからといって「うちの家の枝とは限らない」という態度を取ってしまうと、ご近所トラブルに発展するかもしれないのです。

おわりに

今回は、庭の台風対策についてご説明しました。
まとめると

  • 庭木はせん定したり枝すかしをしておく。
  • 植木鉢は雨風の当たらないところにまとめておくか、倒しておく。
  • 花や実は収穫する。
  • 台風が去ったら葉っぱの泥を丁寧に洗い流す。

ということです。
庭が水没してしまったら、できるだけ早く排水をしてあげましょう。
処置が早いほど、植物へのダメージは少なくなります。
また、よそから飛んできたものが庭木を傷つけた場合は、その様子をまずカメラなどで撮影しておいてください。
飛んできたものの持ち主が分かっている場合は、後で報告しに行きましょう。
家や車なら修理の料金を請求できますが、庭木となると難しいです。
そのような被害にあわないように、できるだけ家に入れられるものは家に入れておきましょう。
感情的に相手を責めないように注意してください。