車上荒らし対策の方法を教えます。こんな車が狙われやすい!?

年末年始、車で遠出をするという方も多いでしょう。そんな時に心配なのが車上荒らし。
車の防犯設備の普及により数は減っているのですが、それでも毎年10万件以上の車上荒らしが発生しているといわれています。
そこで今回は車上荒らしの対策についてご紹介しましょう。
車の設備を奮発したので車上荒らしが心配、という方や長時間車から離れることが多い、という方はぜひ読んでみてくださいね。

1.車上荒らしの手口について

まず最初に車上荒らしの手口についてご紹介しましょう。
車を狙ったもうひとつの犯罪、『車両盗難』との違いは何でしょうか。

手口はとにかく荒っぽい

車自体を盗難する車両盗難と異なり、車上荒らしは車そのものには興味がありません。
ですから、車がどうなろうと関係ないのです。
ドライバーでカギをこじ開けたり、ガラスを割ったりして中のものをとっていきます。
技術はいらず、力勝負の盗みですから、10代~20代の若者や外国人集団が犯人ということも多いのですね。

短時間で盗まれる

車上荒らしは短時間のうちに車の中のものを盗んでいきます。
そのため、一度にたくさんの車が物色できる巨大駐車場などは格好のターゲットになりやすいのですね。もちろん人の目がありますから、高級車や窓からのぞいてみて金目のものがありそうな車が真っ先に狙われてしまうでしょう。

たばこ一箱でも盗まれる?

車上荒らしは綿密な計画を立てて行われるということはまずありません。
目についた車の中に高価そうなものがあったから、という理由で盗まれることがほとんどです。
ですから、車の中に無造作にカバンや貴金属、スマートフォンやパソコンなどが放り出してあれば狙われやすいでしょう。
また、車の設備の中ではカーナビが最も盗まれやすいのです。
また、場所によってはたばこが数箱車の中に置いてあったら被害にあったという例もあるとか。
いったい何が犯人の目を引くのかはわかりません。十分な注意が必要です。

2.車上荒らしにあわないためには?

では、車上荒らしに合わないようにするためにはどうしたらよいのでしょうか。
この項ではその方法をご紹介します。

見える場所に金目のものをおかない

車上荒らしは金目のものがある車から狙っていきます。
ですからカバンや財布・パソコンやスマートフォンなどを車の中に残したままにしないようにしましょう。
また、わずか数百円の小銭目当てに車上荒らしを働いた、という例もあります。
たとえ百円玉1個でも人目につく場所に置くのは避けましょう。
さらに、上着を車の中に残しておくと内ポケットの中に財布が入っているのでは?と思われることがありますから気をつけてください。

盗難警報装置を付ける

車の盗難防止のための警報装置は車上荒らしにも有効です。
車上荒らしは短期間でたくさんの車を物色するタイプがほとんど。
ですから、警報が鳴ってはおしまいなのです。
音が出ずに光が出るタイプでも車上荒らしは避ける傾向にありますし、「盗難警報装置設置中」のシール1枚でも牽制効果があるでしょう。

ガラスフィルムを張る

これもまた車上荒らしをしにくくするアイテムのひとつです。
フィルムを張ったガラスは割れにくくなり、割れたとしても車内に侵入するのが困難になるでしょう。
「わずかな時間で盗めない」と分かった車上荒らしはあきらめざるを得ないのです。

駐車する場所にも注意する

前述したように、車上荒らしは大きな駐車場で起こる可能性が高いです。
大きな駐車場にも色々なタイプがありますが、柱や建物の陰になり車の中がよく見えない場所に停めると車上荒らしに合う確率が高まるでしょう。
車上荒らしのリスクを少しでも減らしたい場合は、警備員の目の届きやすい明るい場所に停めてください。
また、夜間は街灯の近くや電気がついた建物の近くに停めると車上荒らしに合いにくくなります。

3.車上荒らしにあってしまったら?

しかし、対策を施していたにもかかわらず車上荒らしにあってしまったらどうしたらよいのでしょうか。
この項では車上荒らしにあってしまった時の対処の仕方をご紹介します。

警察と保険会社に連絡する

車上荒らしになったら警察と、加入している保険会社に連絡をしましょう。
すぐに警察官と保険の担当者が来てくれます。少なくとも警察が来るまでは車内のものに触れてはいけません。
警察が被害状況をチェックし、盗まれたものを聞いてきますからたとえ小銭だけが盗まれていたとしても、きちんと報告し被害届を作成しましょう。
このくらいいいや、と警察に通報もせずにいるとまた新しい被害者が出るかもしれません。

カード類の停止

クレジットカードやキャッシュカードが盗まれた場合はすぐに停止手続きをとりましょう。
また、スマートフォンや携帯電話が盗まれた場合も同様です。停止手続きを取ればたとえカードが使われた後でも支払いをストップできますよ。
逆に停止手続きを取っていないと支払い義務が生じるので注意してください。
普段はほとんど使わないカードなどは持ち歩かないように気をつけましょう。

保険で補償はしてくれるの?

自動車保険は車が壊されたり、車についた設備が盗難にあった場合は保証されるものが多いです。
しかし、車に乗せていただけのパソコンや現金などは保証されません。(そのような特約を付けていた場合を除く)
ですから保険金でプラスマイナス0になる、ということは残念ながらほとんないのです。
保険会社からは記入しなければならない書類がいくつも送られてくるはずですから、きちんと記入して提出しましょう。
保険が下りた場合はご実振り込まれるはずです。

自動車の修理

警察の実況見分や、保険の手続きが終わったら自動車を修理に出しましょう。
おそらくあなたの腸は煮えくり返っていて、「なんとかして犯人に弁償させてやる」と思っているかもしれません。
しかし、犯人がつかまっても被害額が弁償されることは残念ながらほとんどないのです。
もし保険が使えるようならば、保険で治しておいた方が賢明でしょう。

4.大型の休みは要注意?

年末年始などの大型連休には、車で移動する人がたくさん出てきます。
また、大型連休中はアウトドアスポーツに楽しむ人も増えますので、無防備な車が多くなり、車上荒らしにとっては絶好の稼ぎ時になるのですね。
車上荒らしはいつ誰が被害にあうかわかりません。自分だけは大丈夫などと思わないことです。
大型連休に遠出をする人は、車上荒らし対策もしっかりとして出かけましょう。
ほんの5分くらいという気のゆるみが車上荒らしを招くこともあります。
また、「こんなものが?」と思うものが盗まれたりするかもしれません。車の窓から見える場所には何も置かないのが鉄則。
そして万が一被害にあったときのためにカード会社などの電話番号は登録しておくとよいでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は車上荒らし対策についてご紹介しました。
まとめると

  • 車上荒らしは短い時間でたくさんの車を物色して去っていく。
  • セキュリティがしっかりした車ほど狙われにくい。
  • カバンや上着を無造作に放り出しておくと盗まれる可能性が高まる。
  • 防犯グッズをしっかりと車につけておこう。

ということです。『備えあれば患いなし』といいます。
盗難防止グッズは決して安いとはいえませんが、愛車と貴重品を守るため、できるだけ備えておきましょう。
カー用品店に行けば相談に乗ってくれますし、インターネット通販などでも手軽に買うことができます。
また、車上荒らしを寄せ付けないように、車の中はできるだけ物を置かないようにしてください。