ベランダガーデニングに必要な材料は? ポイントや注意点なども解説!

「ベランダガーデニングを始める前にポイントを知りたい」「理想のベランダにするための方法やおすすめの植物は?」など、ガーデニングを始める際の準備に奮闘している方は多いでしょう。おしゃれなベランダは、見るだけで癒やされます。しかし、やり方やそのポイントを押さえずに始めてしまうとゴチャゴチャした環境になりがちです。

そこで本記事では、ベランダガーデニングのポイントを解説します。

  1. ベランダガーデニングを始める前の確認事項
  2. ベランダガーデニングにおすすめの植物
  3. ベランダガーデニングに必要な材料は?
  4. ベランダガーデニングをする際の注意点
  5. ベランダガーデニングに関してよくある質問

この記事を読むことで、ベランダガーデニングを成功させるポイントが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.ベランダガーデニングを始める前の確認事項

最初に、ベランダガーデニングを始める前に抑えておきたい確認事項をチェックしておきましょう。

1-1.確認しておきたいベランダのスペース

まずは、ベランダのスペースがどのくらいあるのか確認してください。ある程度、スペースが確保できる広さなら小さめの植物をいくつか置いたり、大きめの植物を1点育てたりすることができるでしょう。けれども、小さいスペースのベランダに大きい植物を育てることは困難です。細かく測定する必要はありませんが、一度、メジャーなどで寸法を測定してください。ざっくりで構いませんので、見取り図と一緒にメモしておくと最適な植物が選びやすくなります。なお、エアコンの室外機の前は植物によって枯れてしまうことがあるため、その分のスペースを空けることが大切です。

1-2.日当たりの具合もチェックしよう

ガーデニングを始める前に、日当たり具合もチェックしておきたいポイントです。植物を育てるためには、太陽の光が必要不可欠となります。太陽の光がまったく当たらないベランダでは、育てにくくなるので朝から日が沈むまで日光の入り方を確認してください。日当たり具合は季節によっても異なるため、できれば春夏秋冬すべての日光の当たり方を確認したほうが安心できます。

1-3.日当たりと一緒に風通しも確認

ベランダの日当たり具合を確認する際に、風通しがどのようになっているのか確認しておきましょう。ベランダのスペースが確保でき、日当たりがよくても風通しが悪ければ湿気がこもってしまいます。株元が蒸れてしまったり、根腐れを起こしたりするなどトラブルが起きやすくなるので注意が必要です。逆に、風通しが良すぎるベランダも注意しなければなりません。乾燥と強風対策が必要になるため、どの程度なのか事前にチェックしておきましょう。

1-4.近くの水場はどこにある?

植物の生育に必要なのは、太陽の光と水です。水やりをする場合、どこから水を持ってくるのかベランダで1番近くの水場を確認しておきましょう。賃貸物件の小さな部屋では、ベランダに水場がついていないケースがほとんどです。その場合は、キッチンや浴室から水を汲(く)むか、植物自体をキッチンや浴室に持って行って水やりを行うのか考える必要があります。そのほか、バケツに水を張ってジョウロで水を与える方法もあるので、水場との距離を考慮しながらチェックしましょう。

2.ベランダガーデニングにおすすめの植物

ここでは、ベランダガーデニングにおすすめの植物を紹介します。

2-1.初心者におすすめなのはハーブ系

初めてベランダガーデニングに挑戦するという方におすすめしたいのが、ハーブ系です。ハーブは料理に使ったり、香料として部屋に飾ったりすることができるので、ガーデニングを始める方に人気があります。初心者でも簡単に育てることができるため、スペースが狭いベランダでも栽培が可能です。料理に使いたい方はバジル、挿し木で増やしたい方はローズマリーがいいでしょう。ローズマリーはピンクや薄紫・水色などさまざまな色の花も楽しむことができます。また、イタリアンパセリも育てやすいので、ベランダガーデニングにおすすめです。

2-2.野菜ならミニトマトや葉野菜などがおすすめ

野菜を育てたい方は、初心者でも簡単に育てることができるミニトマトがおすすめです。ミニトマトは家庭菜園でも人気がある種類で、頻繁に水やりをしなくても育てやすいというメリットがあります。また、小松菜やミニキャベツ・ほうれん草などの葉野菜もプランターで育てることができるため、ベランダガーデニングにぴったりでしょう。そのほか、トウモロコシ・オクラ・春菊・いちご・玉ねぎ・ニラ・枝豆などもおすすめです。

2-3.ベランダガーデニングに最適な花も

ベランダが色とりどりの花でいっぱいになると、とても華やかな雰囲気になりますよね。そこで、おすすめしたい花がキンギョソウです。キンギョソウは寒さに強く、花が咲いている時期が長いというメリットがあります。見た目もとてもかわいらしく、カラーバリエーションも豊富なので1種類でも楽しむことができるでしょう。また、マリーゴールドやアリッサムといった花もおすすめです。どちらも初心者にとって育てやすい花なので、楽しみながら育てることができるでしょう。

3.ベランダガーデニングに必要な材料は?

ベランダガーデニングを始める前に、必要な材料や道具を準備しなければなりません。ここでは、始める前に用意しておきたい材料を紹介します。

3-1.植物を育てる土と肥料

ガーデニングを始める際に必要不可欠なのが、植物を育てるための土と肥料です。一般的に、ガーデニングに使用する土は、ホームセンターやガーデニング洋品店などで購入できる「草花用培養土」を使います。自分でブレンドする方もいますが、初心者はあらかじめ配合されている専用土を使ったほうが楽です。草花用培養土を購入する際は、元肥が最初から配合されているものを選んでくださいね。元肥が配合されている培養土なら、肥料を混ぜ合わせる必要がありません。元肥には、窒素・リン酸・カリウムなど植物の育生に必要な3つの成分が含まれています。

3-2.植物の種または苗

ベランダで育てたい植物の種や苗も、ホームセンターやガーデニング店などで購入できます。ただし、初心者で植物の栽培に慣れていない方がいきなり種から始めるのは困難でしょう。まずは、苗から育てることをおすすめします。苗を選ぶ際は、茎や葉が元気なものを選ぶのがポイントです。できるだけ、葉の色が緑色で、茎が太いものを選びましょう。元気な苗は育てやすい傾向があります。

3-3.プランターや鉢は植物のサイズに合わせて選ぶ

ベランダガーデニングに必要なプランターや鉢は、植物のサイズや特性・レイアウトなどに合わせて選ぶことが大切です。一般的に使われている鉢とプランターのサイズを以下にピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

  • 野菜を育てるプランター:幅62cm×奥行き22cm×深さ17cm
  • 小さな多肉植物:1号鉢(直径3cm)
  • 観葉植物:5~9号鉢(直径15~27cm)
  • 花1株:3~6号鉢(直径9~18cm)

3-4.そのほか用意しておきたい材料

ほかにも用意しておきたい材料があります。たとえば、レイアウトに合わせて台や棚を使用する際は、屋外で使えるガーデニング用がおすすめです。室内用のものを屋外で使うと、すぐにサビたり壊れたりしてしまいます。また、シャベル・ジョウロ・ハサミ・手袋・土入れ・ビニールシート・ほうき・ちりとりなど手入れ用品や掃除グッズも用意しておくと安心です。

4.ベランダガーデニングをする際の注意点

では、ベランダガーデニングをする際の注意点も併せてチェックしておきましょう。

4-1.位置関係・避難経路などの位置の確認を忘れずに

ベランダガーデニングを行う際、育てる植物の種類や鉢・プランターなど材料の準備に追われてしまい、位置関係や避難経路など位置の確認を忘れてしまうケースがよくあります。集合住宅のベランダは水はけが悪いと、上下階の住人とトラブルになる危険があるので注意しなければなりません。また、避難経路がプランターや棚でふさがっていると、いざという時に使えなくなり、命の危機に陥ってしまう恐れがあるので注意してください。メジャーでスペースを測定する際に、排水口や避難経路など位置確認をしっかり行っておきましょう。

4-2.ベランダガーデニングの目的を明確にする

ガーデニングに取り組む際に、目的を明確にすることが大切です。目的をハッキリせずにガーデニングをすすめてしまうと、ゴチャゴチャとした印象になってしまい、害虫が発生しやすくなります。たとえば、ベランダを第二のリビングにするために環境を整えたり、食費節約のために野菜を育てたりするなど、人によって目的は多種多様です。戸建ての庭づくりとは異なる魅力があり、人目・形状・広さ・高さを考慮します。目的が明確になれば、具体的なイメージも湧き上がるでしょう。

4-3.床材を使用する際は事前準備が必要

ベランダガーデニングを始める前に、床材を利用する方がいると思います。床材をベランダの床にいきなり敷いてしまうと、植物に悪影響が生じる恐れがあるので注意が必要です。床材を使用する際は、ベランダの床や排水口のゴミをしっかりと取り除きましょう。水でキレイに流し掃除するなど下準備を行うことで床材が上手に活用できます。水を流せない場合は水拭きでも構いません。

4-4.ベランダの外側に鉢を置くのはNG

アパートやマンションなどでベランダガーデニングを楽しんでいる方の中には、ベランダの外側に鉢を設置している方がいます。しかし、ベランダの外側に鉢を置くのは基本的にNGです。落下する恐れがあるため、プランターや鉢などは必ずベランダの内側だけにかけるようにしましょう。また、プランターや鉢自体が落下しなくとも、土や葉、水やりの際の水しぶきが通行人や下の階にいる住人の迷惑になることがあります。最低限のマナーを守ることが必要です。

5.ベランダガーデニングに関してよくある質問

ベランダガーデニングに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.肥料の注意点は?
A.ベランダガーデニングに最適な肥料は、化成肥料です。有機肥料は独特なにおいがするため、害虫が寄ってきたり、近隣住民とトラブルになったりする可能性があります。また、肥料には固形肥料と液体肥料がありますが、メインの肥料として最適なのは効き目がゆっくりタイプの固形肥料です。固形肥料をメインとして、液体肥料は生長期や開花時期に合わせて使うといいでしょう。

Q.プランターの素材の種類は?
A.プラスチック・素焼き・ウッドボックス・ブリキ缶といった種類があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • プラスチック:比較的軽く、安く購入できる。デザインやカラーバリエーションが豊富
  • 素焼き:素朴な味わいと通気性のよさが特徴で、乱暴に扱うと壊れてしまうので取り扱いに注意が必要
  • ウッドボックス:ナチュラルな雰囲気の素材で木製。プラスチックや素焼きと比べて耐久性が低い
  • ブリキ缶:アンティークな雰囲気が特徴で、耐久性が低くサビやすい

Q.周囲の視線を遮るガーデニングのポイントは?
A.周囲の視線が気になる方は、フェンスをつけることをおすすめします。ベランダの柵側にフェンスをつけることで目隠し効果が期待できますし、フックを引っかけてつり下げ式のプランターをつけることも可能です。オブジェを飾れば、おしゃれな雰囲気になるでしょう。

Q.ベランダガーデニングでよくあるトラブルは?
A.葉や土などで排水口を詰まらせてしまうことです。ベランダガーデニングをしていると、いつの間にか排水口が詰まってしまうため、こまめに掃除を行う必要があります。また、集合住宅ではすべてのベランダに排水口が設置されていないケースもあるでしょう。排水口がない場合は、水やりの際に隣の家のベランダに流れていってしまうため、事前に許可を取ることが大切です。

Q.水やりで注意すべきことは?
A.2階以上に住んでいる場合は、下の階に配慮する必要があります。何も考えずに水やりをすると、下の階の洗濯物や外を歩いている人に水がかかってしまいトラブルになる可能性もあるのです。ベランダの外や下の階に水が出てしまう場合は、プランターや鉢を移動して水やりをするなどの工夫が必要でしょう。

まとめ

ベランダガーデニングは、ポイントを押さえておけば気軽に始められるものです。最初に、ベランダのスペースや排水口と避難経路の位置などを確認し、目的をハッキリとさせておきましょう。自分が何のためにガーデニングを始めるのか目的が明確になれば、ガーデニングのイメージも具体的になります。また、下の階や外を歩いている人などに迷惑がかからないよう配慮することも大切です。