飛びつくのはちょっと待って! ゼロゼロ物件は本当にお得?

一般的に家を借りるときは敷金や礼金が必要です。
物件によってその額は異なりますが、合わせて家賃の2ヶ月~4ヶ月分が必要といわれています。
しかし今、不動産屋のHPを見ると敷金0、礼金0のいわゆるゼロゼロ物件が多数紹介されています。
これらは本当にお得なのでしょうか?
何か気をつけなければいけないことはないのでしょうか?

そもそも敷金、礼金とは?

敷金とは、万が一借り手が家賃を払えなくなった場合は、そこから大家さんが家賃を補てんするいわゆる「保証料」のことです。
また、借り手が故意に家を汚したり、壊したりした場合はここから修理費をとる場合もあります。
保証料ですから、引っ越すときは満額か、修繕費を引いた分が返ってきます。
礼金とは名目上は大家さんへ「家を貸してくれたことに対するお礼」として払うお金です。
何で毎月家賃を支払うのにお礼までしなくてはならないのか、と思う方もいるでしょう。
実はこの礼金、大家さんから不動産業者への仲介料としてそのまま流用されるケースがほとんどなのです。
つまり実質的には仲介手数料の一部なのですね。
お礼のお金ですから、引っ越す時でも返ってきません。

なぜ敷金・礼金をゼロにしているのか。

敷金、礼金がゼロの物件が増えてきた背景には、長引く不景気と、賃貸向け物件の供給過剰があります。
ゼロゼロ物件の多くが築25年以上の古い物件。
借り手としては同じ条件ならば少しでも築年数が浅い物件を選びがちですから、何か特典をつけなければ入居者が集まらないのですね。
また、築年数が古い物件は大家さんがすでに建築費等の元はとっているので、敷金や礼金をゼロにしても利益が出やすい、といった事情もあるのです。

ゼロゼロ物件は本当にお得か?

借り手側からすれば、ゼロゼロ物件は初期費用が安くて済むのでありがたいものですが、貸し手側としては、借り手が家賃を滞納してしまったときや、部屋を破損してしまった場合のリスクが高くなってしまいます。
こうしたリスクを少しでも減らすためにゼロゼロ物件には保証会社と契約をすることを条件にしているところもあります。
これは無料ではありません。
「初回に家賃、共益費の50%を保証会社に支払い、その後も1年ごとに1万円~2万円の更新費が必要。」という所が一般的です。
さらに、敷金が0なので、退去時に部屋の現状をチェックしたときその場で修繕費やクリーニング代を請求される可能性もあるのです。
こうしたことを考えると、ゼロゼロ物件は初期費用が安くなるだけで、トータルで考えれば一般の賃貸物件とそれほど費用は変わらないかもしれません。

ゼロゼロ物件の賢い借り方。

では、ゼロゼロ物件は借りないほうが良いのかといえば一概に「はい」とは言えません。まとまったお金をいっぺんに用意できない人にはありがたいシステムです。
ゼロゼロ物件を借りたほうが、お得という人は定職がありなおかつ

  • 仕事が忙しく、家には寝に帰ってくる程度の人(家が汚れない)
  • 1~2年間だけ住みたいという人(保障会社に支払うお金が少なくて済む)

という人でしょう。
逆に家賃一か月程度の貯金もできないぎりぎりの生活をしている人は、ゼロゼロ物件よりも、シェアハウスなどを利用したほうがリスクが少ないでしょう。

また、いざ、ゼロゼロ物件を借りるという時は契約書をよく読み、本来は敷金で保障される破損やクリーニングはどのような形の負担になるかを確認しておくことが大切です。

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