ワンルームでしっかり収納! きれいな部屋を実現する8つの工夫

一人暮らしの女性の中には、ワンルームのマンションで暮らしている方も多いかと思います。しかし、狭い部屋だと服などを収納しきれずモヤモヤしているのではないでしょうか。そこで、ワンルームでも工夫しだいで収納できる技についてご紹介しましょう!

1.収納のとき意識したい2つのコツ

ワンルームにどれだけ収納できる技を取り入れても失敗する方も多いかと思います。そこで、収納するときに意識したい2つのことについて知っておきましょう。

1-1.必要なものだけを収納していく

収納するときに大事なことは、必要なものだけをワンルームの中に収納していくことです。不用だと思うものは、処分することも必要となってきます。
ワンルームだと「収納ないじゃん!」と思いがち。しかし、それは収納場所や部屋の面積に対してものが多過ぎる場合も考えられます。
自分が住んでいるワンルームを見渡してみましょう。クローゼットから服がはみ出したり机に本が積み重なっていたりするとアウトです。ものが収納できていない状態ならば不用なものが部屋の中にある状態を意味します。

1-2.決まった場所に決まったものを収納する

ものは決まった場所に保存・収納するもの。本は本棚に、服はクローゼットに、靴は靴箱に入れるのが一般的です。収納とは、きちんと収納する場所を決めて収納していくのが基本となります。
ワンルームとなれば収納できる場所は限られてくるもの。その収納場所に入る量・ものをしっかり決めていくのが重要となってきます。服や靴だけでなく財布や鍵など細かいものを収納したり置く場所を決めたりすることは重要です。きちんとものを置く場所を決めていくと自然と自分にとって「必要なもの」も見えてきます。収納場所に入らないものは、捨てるか別の形で保存するようにしましょう。

2.ワンルーム向けの収納8つの工夫

ワンルームにてものを収納するときは、部屋の狭さに悩まされるかと思います。心構えも大事ですが収納術も大事になってくるのです。そこで、収納術をしっかり確認しておきましょう。

2-1.収納力のあるサイドボードを使う

サイドボードは、収納できるインテリアとして使える上、サイドボード上を収納スペースとして利用できるのです。
サイドボード上は、インテリアなどを置くことができます。また、テレビを置いても大丈夫です。テレビボードだと収納スペースの無駄使いとなります。
サイドボードの中には、アンダーウェアや靴下なども入れられるので便利です。ぜひ、導入してみましょう。

2-2.ベッド下・テーブル下にも収納場所として使う

ワンルームでベッドを置くのは、部屋のスペースを殺しかねない家具です。しかし、ベッド下に収納スペースがあるものを選ぶと有効活用できます。ベッド下に季節ものの衣類を入れておけば衣替えをスムーズに行えるのです。
また、テーブルやデスクを用意したいときも収納スペースを確保できるものにしましょう。イスやデスクに収納機能があるものを選ぶのがコツです。

2-3.玄関上を収納場所として使う

ワンルームだと玄関周りに収納場所や靴箱がない部屋もあります。その場合は、玄関上を収納場所として使う方法があるのです。
つっぱり棚や板を使って玄関上に収納スペースを作りましょう。板は、金具などを使ってしっかり止めておきます。玄関上に収納するのは、靴や普段使わない衣類がいいでしょう。頻繁に使うものを収納すると取り出すのが面倒です。

2-4.トイレの上に棚を作る

トイレの上にも収納スペースを作ってみましょう。ユニットバスでない場合は、つっぱり棒や板などでトイレットペーパーや清掃用具を置ける場所を作るのがおすすめです。
また、そのままだと日用品が見えるので目隠しできるように工夫しましょう。つっぱり棒と布を組み合わせて目隠し用のカーテンを作っておくのをおすすめします。

2-5.エアコンの延長線上に収納スペースを作る

部屋にあるエアコンを利用して収納スペースを作りましょう。エアコンが付いてある壁面には、無駄なスペースができてしまいます。その横に板などをくっ付けることで収納スペースを作ることができるのです。
しかし、エアコン横に板をくっ付けるときはL字金具で固定する必要があります。また、穴を開ける必要もあるので付けるときは大家などに確認を取っておきましょう。

2-6.クローゼット・押し入れのデッドスペースを無くす

クローゼットや押し入れは、ただ衣類や布団を入れるにはもったいないスペースです。衣類を入れた後、デッドスペースを収納スペースへと変換していきましょう。
たとえば、押し入れ内にカラーボックスなどを入れて収納できる場所を増やしていきます。クローゼットも下側に余るスペースに棚などを設けて衣類やものを入れられるようにしましょう。
また、クローゼットを2段にして衣類をつり掛けるのもおすすめ。たたむよりも衣類を掛けておく方が出し入れは簡単になります。

2-7.「つるす」収納を増やしていく

クローゼット内だけでなく壁などにつるして収納できる場所を増やしましょう。今では、収納ラックをつるして使うことができるアイテムがあります。ワンルームなどの部屋では活躍してくれるアイテムです。
また、収納ラックだけでなくフックを使ってみてもいいでしょう。フックにカバンなどをつるすだけで収納になります。また、普段使う衣類をハンガーに掛けてフックに収納しておくのもいいですよ。

2-8.シンク下にも収納場所を作る

シンク下にとりあえずキッチン用具を入れている人はいないでしょうか。このシンク下も調理器具だけでなく調味料やラップを入れられるようにするのがおすすめです。
ワンルームだとラップなどを置く場所にも困ります。そのため、シンク下の大きなスペースは使わないともったいないもの。小さめのクリアボックスを使って小分けに整理できるようにしましょう。

3.部屋にものを増やさないようにするには

ワンルームでは、ものの数を減らすことは重要です。そこで、ものを減らすために心がけたいことを知っておきましょう。

3-1.何か買ったときは、何か減らすことを意識する

ものを片付けても一向に片付かない人がいます。その人は、整理はしてもものを消費しなかったり捨てなかったりしているものです。
ものを買ったとき、古いものを捨てないとものは増えるばかり。たとえば、新しい服を買ったとしましょう。ものを捨てない人は、いつの間にか同じような衣類が部屋の中に2~4着ほどあるかと思います。同じ衣類は、気に入ったものか新しいものしか着ていないものです。古いものは、捨てるようにしましょう。
古いものは、捨てないとスペースを取る無駄な不用品となります。衣類だけでなく日用品や雑貨品でも古いものは捨てていきましょう。

3-2.レイアウトを定期的に変える

ワンルームだと部屋に飽きるのも早いかと思います。部屋に飽きたときは、レイアウトを変えたり模様替えをしたりするようにしましょう。
部屋の模様替えを行うと気持ちが新しくなって部屋に興味を持ちます。また、新しい部屋に必要なものだけ収納するので自然と整理にもつながるのです。

4.まとめ

いかがでしたか? この記事ではワンルームの収納術についてまとめました。
ワンルームだと収納スペースが限られています。そのため、部屋の天井やデッドスペースを有効活用することを心がけましょう。特に、クローゼットやシンク下は大きな収納スペースとなります。そのデッドスペースを新たな収納場所に作り替えましょう。
また、収納スペースを作ると共に「自分にとって本当に必要なもの」をしっかり考えることが必要です。ものを買い替える・レイアウトを変えると同時にものを整理して収納を常に考えましょう!