インテリアのテーマの決め方! サイズやカラーを選ぶときのポイント

インテリアのテーマの決め方ではポイントを押さえることが大切です。部屋の模様替えをしたいと考えても、計画性がないと簡単に進まないでしょう。新築や改築でリビングや自分の部屋をおしゃれな雰囲気にしたくても、テーマ設定のポイントを理解しなければ想定したものと異なる部屋になっても不思議ではありません。自分の好きなインテリアにはどんな傾向があるか、なぜ模様替えをするか事前に考えることも大切です。インテリアのテーマの決め方について解説します。

  1. インテリアはテーマが大事
  2. インテリアのテーマの決め方8つのポイント
  3. インテリアの選び方! 色に関する3つのポイント
  4. インテリアのテーマの決め方でよくある質問

1.インテリアはテーマが大事

インテリアを考えるとき、テーマを無視してはいけません。事前にテーマを考えるだけで、計画的な模様替えができるからです。テーマを考えるときのポイントを解説します。

1-1.かわいい部屋も男一人暮らしもテーマやスタイルの種類を知ることから

まずはどんなテーマやスタイルがあるか知りましょう。自分にとってぴったりなテーマやスタイルを知っていれば選択肢が増えます。知らなければ、イメージを浮かべることも難しいです。

テーマやスタイルはさまざまな種類があります。たとえば、ナチュラルというスタイルひとつ取っても、北欧ナチュラル、ナチュラルモダン、ナチュラルシンプルと細かく分けられるのです。カジュアルやモダンなど他のスタイルにも言えます。

スタイルやテーマを決めるときは、ナチュラル、カジュアルなどがどのような雰囲気か、ある程度、理解しておきましょう。知っておけばインテリア選びの方向性が決まり、自然と部屋に統一感が出ます。ナチュラルとモダンのように、他のテーマを上手に取り入れてオリジナリティを生み出すことも可能です。

1-2.おしゃれなインテリア! 代表的な7つのテーマやスタイル

一般的によく選ばれるインテリアのテーマやスタイルについて解説します。理解すれば自分にぴったりなテーマやスタイルはどれか見えてくるでしょう。

1-2-1.男でも女でも一人暮らしのワンルームでも無難なカジュアル

カジュアルとは気軽にリラックスできるスタイルです。高級家具などなく、リーズナブルな家具で構成されます。ナチュラルやカントリーなど、はっきりとした部屋イメージを決めない、なんとなくインテリアを選んでいくと自然とカジュアルスタイルになることも多いです。また、ちょっとした雑貨で個性を出すこともできます。

カジュアルをベースにしてレトロな雑貨屋で購入した古いオモチャ、現代的なアニメキャラのフィギュアなどを取り入れることで雰囲気の変わる柔軟性があるスタイルです。

1-2-2.木目家具などで暖かく柔らかい部屋にぴったりなナチュラル

ナチュラルの特徴は、木材など自然素材を使ったスタイルです。ソフトトーンの木材やホワイトカラーが中心となり、柔らかな雰囲気があります。

ナチュラルスタイルの中にも、さまざまな種類があるのも無視できません。『北欧ナチュラル』は明るいナチュラル色と木目家具が特徴的でフィンランドなど北欧地方の家庭を感じられます。ナチュラルとシックがバランスよく融合した『ナチュラルモダン』清潔感と落ち着きが欲しいなら『ナチュラルシンプル』さまざま楽しめるスタイルです。

1-2-3.クールな男の一人暮らしならモダン

モダンスタイルは複数の解釈ができます。本来は近代的な新しさという意味でしたが、時代と共に変わりました。都会的、スタイリッシュ、飾りけがない、無駄を省くなど本当にさまざまです。

基本はシンプルなスタイルで、ポップな感じとは異なりカラーも抑えられています。斬新な造形の家具を取り入れて個性を出すのもモダンスタイルに多いです。『クール&スタイリッシュ』などのスタイルは生活感があまり感じられません。『アーバンテイスト』はホテルのようなイメージと考えればよいでしょう。モダンスタイルの中にポップアイテムなどを加えるスタイルを楽しむ人もいます。

1-2-4.男女関係なくどこか懐かしい雰囲気が漂うカントリー

カントリーも人気のスタイルのひとつです。アメリカやヨーロッパの田舎にある家のようなイメージでしょう。日本でありながら、どこか懐かしい木の香りが漂うスタイルで、ファッブリックなどを活用したイスも特徴です。家具類は重みと質感のある大きなテーブルやイスが置かれることも少なくありません。アメリカンカントリーなどでは、ロッキングチェアなどもしっくりきます。

アメリカンカントリー以外には、南フランスのホワイトカラーが多く石材や木材を使用する『フレンチカントリー』や、クラッシックな雰囲気が強い『イングリッシュカントリー』などがあげられるでしょう。

1-2-5.自室やリビングも上品でおしゃれにしたいならクラッシック

クラッシックスタイルは、伝統的なヨーロピアンスタイルです。『トラディショナル』『モダンクラシック』などがあります。トラディショナルスタイルの中にはより重厚な雰囲気を強く出しているスタイルも。全体的に調度品はシンメトリーに位置し、秩序だっています。他にも、ウォルナットやマホガニーなど深いカラーのウッド素材も多いです。

クラッシック全体で言えることですが家具や調度品は昔ながらのものが多く、派手ではなく気品と落ち着きがあります。クラシックの中に、モダン家具などのモダン要素も加えるのも多く見られるスタイルです。

1-2-6.部屋の装飾と華やかさにこだわるならエレガンス

エレガンススタイルはヨーロピアンスタイルです。基本的にクラシカルで格調ある家具を取りそろえます。同時に、ゴールドやホワイトカラーが多く使い、華やかな感じが特徴のスタイルです。

ヨーロッパの王族や貴族を感じさせるようなエレガントスタイルもあります。美術館を訪れているような感じもするかもしれませんが、費用はかなりかかるでしょう。予算に余裕がないと簡単にマネできません。

1-2-7.和室やリゾートホテルのような南国のインテリアを使うアジアン

アジアンスタイルは、日本も含めたアジアを感じさせるスタイルです。たとえば、アジアンスタイルで多くの日本人が目にしている部屋は和室でしょう。床の間や伝統的な木製テーブル、障子を使う、まさに和室です。

他には、バリなど東南アジアを感じさせるインテリアをそろえたアジアンスタイルもあります。リゾートホテルなどへ訪れたような感じです。

1-3.人気のテーマや流行は年々変わるため注意

人気のテーマやスタイル傾向は、本当にさまざまです。たとえば、2000年からアメリカのパントン社がテーマカラーを発表している『パントン・カラーオブ・ザ・イヤー』があります。2019年のカラーとして「リビングコーラル」が発表されました。

コーラルとはサンゴ色のことです。具体的に、ゴールドをベースにしてオレンジの色味を重ねた色となります。2018年は「ウルトラ・ヴァイオレット」でした。他にも「ボタニカル」も注目されています。ボタニカルとは「植物の」とか「植物から作られた」を意味する言葉です。生活の中に植物を取り入れた「ボタニカルライフ」なども人気が出てきました。

ただ、インテリアのテーマを決めるとき「流行だから」というだけ決めすぎてはいけません。流行が大きく変わるたび、インテリアを買い換える羽目になるからです。それは少し問題でしょう。流行にとらわれず、長期的に住んでも飽きないテーマを選ぶことをおすすめします。

2.インテリアのテーマの決め方! 8つのポイント

インテリアのテーマの決め方を理解しておきましょう。手探りでなんとなく決めてはいけません。テーマの決め方を理解しておくだけで、適切なインタリアのテーマを選べます。

2-1.男でも女でも一人暮らしでもテーマを決める前に好みを見つける

テーマを決める前に自分の好みをはっきりさせておきましょう。流行や第三者がよいと考える部屋と、自分が考える理想の部屋が同じとは限りません。基本的には自分の好みを優先させてください。自分の好みでないといずれすぐに飽きてしまうからです。

部屋の模様替えが趣味なら問題はないかもしれません。インテリアを買い換える必要も出てくるかもしれませんし、労力もかかります。そうならないためにも、まずは自分の好みをはっきりさせてください。

インテリアテーマやスタイルを見つけて基準にしましょう。自分の好みではなく、そのときの流行や人の意見ばかり採用しているとまとまりのない部屋になります。

2-2.テーマの決め方のポイント

具体的なテーマの決め方を解説します。詳細なポイントを知っておけば難しいことはありません。

2-3.テーマやスタイルを考えて基準にする

自分が好きなテーマやスタイルをチェックしてください。見つかったら、テーマやスタイルを基準にします。部屋の雰囲気を作り出すのは、小物も含めた家具や日用品などです。部屋を構成するものが積み重なってスタイルを作り出すと考えましょう。

極端な話、和風、北欧、フレンチカントリーやトラディショナルなど複数のテーマを取り入れて成立させるためには高いセンスが必要です。多くの場合、複数のスタイルを取り入れると統一感のない雑多な印象の部屋になるでしょう。そうならないためには、それぞれのスタイルを理解した上で、本当に自分好みのスタイルを見つけて統一することが大切です。

2-4.一人暮らしでなければ家族構成や環境なども考えて

家族構成や環境も考えてください。一人暮らしなら自分の好みで、模様替えも自由にできます。しかし、家族と住んでいる場合や、みんなが集まるリビングまで模様替えをするときには注意が必要です。家族が嫌がっているのに、自分の好みを押し付けるのはよくありません。模様替え以前のリビングがよかったとケンカになってしまうような状況は避けたいところです。

家族のことを考えてインテリアを決めるときは、人数、年齢、食事の方法や団らん時の光景や雰囲気を考えてください。自分がしたいスタイルのリビングにしっくりくるでしょうか。基本的に、家族全員がリラックスできるかどうかが大きなポイントです。

2-5.暮らし方も考えて部屋のインテリアを選ぶ

暮らし方も考えておきましょう。インテリアを考えるとき、どうしても好みのデザインや雰囲気に意識を取られがちです。ただ、その部屋や家で生活をするなら、機能性も重視しなければなりません。機能性とデザイン性のふたつがバランスよく融合していることが望ましいです。

デザイン性はよくても耐久性がなければすぐに壊れてしまう可能性があります。レトロなデザインの家具を購入したのはよいものの、日常生活の中で劣化によって引き出しが壊れるようでは問題です。

掃除がしやすいかどうかも考えてください。インテリアを設置することで掃除がしづらくなるのも問題です。お店レベルでインテリアにこだわったのはよいものの、掃除がしづらくなれば手間がかかります。そのような点も考えてインテリア選びをしましょう。

2-6.部屋の間取りで家具の選び方かも変わる

間取りのことも考えなければなりません。インテリアのデザインやステータスばかりにこだわりすぎ、間取りを考えず部屋に設置できない、入れないのはよくある失敗です。大きな家具の場合、部屋まで搬入できるかどうかも考える必要があります。

インテリア購入の前に設置するスペースの長さや奥行きも考えてください。天井までの高さも考える必要があります。ドアのそばへ置くなら、開いたとき邪魔にならないかも考えてください。

さらに考えておきたいのはコンセントの位置です。家具を置いた結果、コンセントが使えなくなれば問題でしょう。他にもテレビアンテナ端子の位置や、窓の幅なども考慮に入れておきたいところです。

2-7.予算を無視すると後悔することに

予算も重視してください。高級家具や雑貨ばかりで部屋を飾り立てたのはよいけれど、ほとんど一括で購入できず、毎月ローンで悩むことになれば成功と言えません。財布の中身を理解した上で無理なく部屋のインテリアを決めていくことが大事です。

ただし、必要以上にケチってしまうことにも注意してください。ケチって妥協した結果「やっぱりあっちのチェストのほうがよかった」でも失敗続きとなります。

インテリアを選ぶときは何を一番優先するか考えてください。デザイン、形、大きさ、ブランド、メーカーなど多くの要素があります。一番こだわりたいところを考えた上で、コストをかけてください。必要以上にケチらず、だからといって無理をしないように、バランスを心がけましょう。

2-8.どうしてそのテーマやスタイルにするか目的も重視

インテリアのテーマやスタイルを決めるとき、目的を考えましょう。何のために自分はインテリアにこだわろうとしているのか? という点です。友達に自慢をしたいのか、恋人にすてきと思われたいのか、とにかく気に入ったものの中で生活をしたいのか、テーマや目的によってしっくりとくるインテリアは変わります。

3.インテリアの選び方! 色に関する3つのポイント

インテリアを決めるとき、押さえたいポイントがあります。このポイントを知っているか知らないかで、インテリア選びの成功と失敗が大きく変わるため注意してください。

3-1.白・青・黄色などベースカラーやメインカラーが大切

インテリアの決め方を考える上で重要なカラーは『ベースカラー』『メインカラー』『アクセントカラー』という3つです。ベースカラーとは部屋の中で一番面積が大きい場所の色で、床、天井、壁があげられます。

メインカラーとはソファ、カーテンやタンスといった大きな家具の色です。アクセントカラーはクッションや絵画やミニテーブルなどがあげられます。

3つのカラーについて、一般的にバランスのよい黄金比率があるのでチェックしてください。一番多くなるベースカラーは、部屋面積の70%程度。次に広いメインカラーは、部屋面積の20%~25%程度がよいでしょう。アクセントカラーは、全体面積の内5%程度に抑えます。アクセントカラーはあくまでアクセントですから、多くなると意味がなくなるため注意してください。

3-2.壁紙や家具やカーテンの色選びの注意点

インテリアを決めるときにも注意点があります。カラーについては、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーなど、どのカラーを選べば失敗しないかも重要です。

ベースカラーは、床や壁、天井ですからすでに決まっています。逆にベースカラーを変えるとなれば労力も費用もかかるため注意してください。ベースカラーを変えたいときは、天井や壁のカラーを基準として、床を調整することが基本です。

床は壁紙などを変えるより、フローリングの変更や、ラグなどを置くだけで済むため楽でしょう。天井のカラーに合わせて全体的に淡いカラーにすると明るい印象となり、逆に、床をこげ茶色などのダークトーンにすると空間が落ち着いた雰囲気にできます。

3-3.壁紙や天井など部屋の中で面積が一番多くポイントとなるメインカラー

3つのカラーの中で特に重要としたいのがメインカラーです。部屋の雰囲気を重視したい人は、このメインカラーに注目してください。メインカラーについて、多くのカラーを使うと全体的に部屋が落ち着かない印象となります。ゴチャゴチャとしたポップな感じがよいと言っても、何も考えず行うと単純に雑多な感じにしかなりません。

使うカラーは3色までが無難です。カラーを増やしたいなら、トーンや色調を統一させることを心がけてください。具体的には、ソファとクッションを同一カラーに合わせることがあげられます。

アクセントカラーは、メインカラーとバランスが取れているかどうか重視してください。メインカラーにブラックやダークブラウンが多く含まれているなら、アクセントとしてホワイトの小物を入れるなどがあげられます。メインカラーがホワイトなどなら、明るい赤色の小物を取り入れるのもよいでしょう。

4.インテリアのテーマの決め方でよくある質問

インテリアのテーマを決定する上でよくある質問についてお答えします。

Q.インテリアのテーマを決めるとき、まずは何をしたほうがよい?
A.インテリアのテーマを決めるときの基本中の基本は、イメージです。インテリアのスタイルにどんなものがあるか知ることはもちろん大切でしょう。「自分はこうしたい」というイメージをまず考えてください。イメージを具体的に浮かべたあと、近いものを探しても遅くありません。

Q.インテリアの素材などについて注意したほうがよいことはある?
A.インテリアの素材について注意したいのは、メリットやデメリットを把握することです。デザインやカラーだけでインテリアを選ぶ人は注意してください。家具などは日常的によく使用するものです。弱い素材を選んだりすれば、掃除中にちょっと当たっただけで壊れてしまう可能性もあります。素材についても、どのようなメンテナンスをすればいいか知っておきましょう。

Q.インテリア選びでカラーやスタイル以外で注意したいポイントは?
A.本当に必要かどうかも重視してください。インテリア選びで大きいほうがよいと考えてキングサイズのベッドを購入したとします。しかし、一人暮らしでキングサイズのベッドは本当に必要でしょうか? 大きすぎれば部屋のスペースをつぶすだけです。自分のライフスタイルと照らし合わせ、日常的に必要なものか考えながら選ぶことで、購入後に使わないなどの失敗を防げます。

Q.色の組み合わせで注意したいことって何?
A.同色のカラーやトーンで組み合わせるのが一番簡単です。組み合わせとして、レッドとオレンジなど、または、ブルーやブルーグリーンなどの寒色で合わせると統一できます。まとめたいなら同色系を意識してください。ブラウンとベージュなど同色系などの組み合わせが簡単です。カラーの種類を増やしても、トーンが同じであれば色どうしのケンカを防げます。

Q.インテリアの設置条件で考えておきたいことはある?
A.設置箇所のスペースの大きさだけでなく、動線にも注意してください。人が通るために必要なスペースは、横向で約45cm、正面で通るなら約55cmから60cm、二人がすれ違うなら約110cmから120cm必要とされています。

スペースだけ考えると、設置はできたものの動線がつぶれることもあるため注意してください。どんなにおしゃれな部屋を作っても、動線がつぶれたら生活はしづらいものになるからです。

まとめ

インテリアテーマの決め方について知っておきましょう。思いつきで適当に買うのは、買い物を楽しむという意味ではよいかもしれません。しかし、インテリアの場合、計画性なく選ぶと雑多でゴチャゴチャした部屋となり、生活がしづらくなることも十分に考えられます。

予算についても無理がないようにしましょう。余裕を持って購入することで後悔を防げます。

統一感を出すには、最初に理想をイメージし、スタイルやテーマやカラーも考えて購入してください。そうすることで、理想の部屋を作ることができます。