建てた場所によって変化する!? カーポートの耐用年数は?

カーポートを建てよう、と思った時に耐用年数が気になるという方も多いと思います。
でもカーポートの販売会社のHPなどをみても、耐用年数が書いてあるところはほとんどありません。
それは一体なぜでしょうか。

変化する耐用年数

カーポートは屋外に設置するものですから、直射日光や雨風の影響を直接受けます。
なので、メーカー側が15年は問題なく使えるように設計したものであっても、建てた土地によっては寿命が短くなったり、逆に伸びたりしやすいのです。
たとえば、海の近くの土地にカーポートを建てると、潮を含んだ風によってカーポートの金属部分が腐食しやすいです。
また、台風などの天災によって壊れてしまう場合もあります。

大切なのは土地調査

カーポートは価格の高いものを建てれば長持ちをする、というわけではありません。
その土地に合った作りのカーポートを建てることが長持ちをさせるコツなのです。
上記したような海の傍の土地ならば、防錆加工を施したカーポートならば長持ちします。
また、台風が毎年たくさん通る土地ならば車を暴風雨から守るために丈夫な屋根や風よけが付いたものが必要でしょう。一体自分の土地にあったカーポートはどんなものか、それを一番よく知っているのは、施工会社です。
カーポートを建てようと思った時は品ぞろえが豊富で土地調査をやってくれる会社を選ぶと、失敗が少ないでしょう。

メリットとデメリットを比較してカーポートを選ぼう

カーポートに限ったことではありませんが、完全無欠のものはありません。
かならずメリット、デメリットが存在します。
それらを良く比較してカーポートを選びましょう。
そして、案外忘れがちなのは「カーポートを何のために建てるか」ということ。
おしゃれで格好のよいカーポートは憧れますが、それが本当に愛車を風雨から守ってくれるか考えてください。
値段が安くても、きちんと役目を果たしてくれるカーポートもたくさんありますよ。

わからないことは施工会社にどんどん質問しよう

カーポートを建てるとき、施工会社ほど頼りになるものはありません。
自分の愛車を守る大切な物なのですから、わからないことや希望があったらどんどん業者に告げましょう。
それが常識の範囲内のことでしたら、優良な会社はきちんと答えてくれます。
土地調査の段階で色々と質問をしてみましょう。
会社の良し悪しを判断する材料にもなりますよ。