カーポートに防犯カメラをつけたい。効果的な選び方とは?

カーポートとは、屋根と柱だけの簡易的なガレージです。
でも、青空駐車よりも車を雨風や紫外線から守れますので、設置される方も多いでしょう。
しかし、地域によっては盗難やいたずらが心配という方もいます。
そこで、今回はカーポートに設置できる防犯カメラについてご紹介しましょう。
防犯カメラを設置していれば、いたずらや盗難は少なくなります。
しかし、だからといってただ防犯カメラを設置すればよいというわけでもありません。
この記事では、効果的なつけ方や設置が簡単な防犯カメラなどもご紹介します。
これからカーポートを作るという方や自動車を買い替えるという方は必見ですよ。

1.カーポートに駐車する危険度とは?

日本の治安は悪くなったといわれますが、それでも世界的に見ればまだまだ安全です。
コインパーキングの多くが青空駐車ですし、オープン外構の家も少なくありません。
しかし、住んでいる場所の治安や住人によっては、危険なこともあります。
前述したように、カーポートは屋根と壁だけの簡易的なガレージです。
門扉がつけられているとしても、入ろうと思えば誰でも車に近づけるでしょう。
カーポートに駐車してある車への被害というと、盗難をイメージする方も多いと思います。
しかし、カーポートから車を盗難する例は、あまり多くありません。
車を盗難するには、それなりの技術と時間が必要です。
ですから、家の敷地内であまり長時間車をいじっていると、不審がられる可能性も高いでしょう。
車が盗難にあうのは、マンションなどに設置してある住居から少し離れた駐車場やコインパーキングなどのことが多いです。
では、カーポートに駐車してある車への被害は何かといえば、車上荒らしといたずらになります。
車上荒らしは、車の窓を破って金目のものやカーナビなどを盗んでいく荒っぽい強盗です。
力任せに盗んでいくので、素行の悪い人だけでなく外国人が行うことも少なくありません。
また、いたずらはボンネットに小石を載せていくといったささいなことから、車をパンクさせるといった金銭的な被害が大きいものまで幅があります。
カーポートは家の敷地内という心理的な壁はあっても、その気になればすぐに破られてしまうでしょう。
つまり、青空駐車場よりは安全だけれどガレージよりは危険ということになります。

2.防犯カメラさえあれば、犯罪は防げるのか?

防犯カメラは、大きな音や光が出るものではありません。
しかし、「自分の姿を撮影される」という恐怖感を犯人に与えられます。
実際、「盗みを働こうと思ったけれど、防犯カメラがあったからやめた」という例は多いです。
また、被害にあってしまった場合でも防犯カメラに残った映像で、犯人が捕まる例は少なくありません。
では、防犯カメラさえつけていれば、犯罪は防げるのかといえばそうともいいきれないのです。
まず、防犯カメラに気づいてもらえなければ、犯罪の抑止力にはなりません。
また、防犯カメラが壊されてしまえばそれまでです。
さらに、防犯カメラといえどもずっと映像を録画しておけるわけではありません。
古いタイプですとビデオに録画しておくのですが、テープが劣化して何が映っているか分からないこともあるでしょう。
また、設置の位置が悪くて犯人の姿がほとんど映っていないということもあります。
ですから、カーポートの柱にでも防犯カメラをつけておけばよい、というわけではありません。
防犯カメラを効果的に設置しなければ意味がないのです。
また、防犯カメラを設置するには、費用もかかります。
コンビニに設置してあるような本格的なカメラを設置する場合は、専門の業者に工事を依頼する必要があるのです。
また、月々の電気代もかかるでしょう。
気軽に「じゃあ、設置しようか」というわけにはいきません。

3.効果的な防犯カメラの選び方とは?

では、カーポートに設置する防犯カメラはどんなものがよいのでしょうか?
この項では、防犯カメラの選び方についてご説明します。

3-1.ダミーでも一定の効果がある

防犯カメラは、ダミーも販売されています。
これは、防犯カメラに似せた作り物で、実際には何もできません。
でも、「そこに防犯カメラがある」というだけで、抑止効果は期待できるでしょう。
「たまにごく軽いいたずらがある」「何者かが敷地倍の様子をうかがうときがある」という場合は、設置してみてください。
そのときに、できるだけ目立つような場所につけるのがポイントです。
しかし、プロの窃盗犯の目から見ればダミーは一発で見分けがつきます。
車上荒らしが相次いでいるというような地域では、お勧めできません。

3-2.インターネットを利用したカメラをつける

今は、インターネットを利用した無線型のカメラも発売されています。
これは、ネットワークカメラという商品でインターネット回線を利用し、映した映像をスマートフォンに転送するシステムです。これならば、インターネット回線と無線LANがあれば特別な工事は必要ありません。
また、送られてきた画像をそのままスマートフォン内に録画することもできます。
とても便利ですが、スマートフォンのバッテリーが切れていては使えません。
さらに、睡眠中に不審者が入ってきた場合は対処できないこともあります。

3-3.防犯ライトと一緒にカメラを設置しよう

近所で車上荒らしが相次いでいるという場合や、車にいやがらせをされ続けているという場合は、本格的な防犯カメラの設置がお勧めです。
また、防犯カメラだけでなく人が近づくと点灯する防犯ライトや、車に触れると大きな音が鳴るブザーなども併用すると、より効果が高いでしょう。
ただし、防犯ブザーは猫や鳥が通りかかっても鳴ります。
ですから、ボンネットの上に猫がよく昼寝をしているような場合は、かえって近所迷惑になるかもしれません。
また、不審者の画像を記録したら録画して警察に相談に行きましょう。

3-4.不審者を誘いこまない工夫も大切

車上荒らしは、短絡的な犯行です。
ダッシュボードの上に小銭が散らばっているだけでも、犯行におよぶ人もいます。
ですから、車の中には貴重品を置いておかないようにしましょう。
たとえ短時間でもカバンや財布、パソコンなどは持っていってください。
また、カーナビなどはカバーをかけて隠しましょう。
さらに、家が荒れていると不審者を呼び込みやすいのです。
庭にガラクタが散らばっていたり、庭木が茂り放題だったりする家は空き巣や放火の被害にもあいやすいといいます。
ですから、家のお手入れもしっかりしましょう。

4.おわりに

いかがでしたか?
今回は、カーポートに設置する防犯カメラの選び方についてご説明しました。
まとめると

  • 防犯カメラはただつけるだけでは効果が薄い。
  • 本格的なカメラを設置するならば、工事費と維持費が必要。
  • ダミーのカメラでも一定の効果はある。
  • ネットワークカメラならば設置も簡単。
  • ほかの防犯グッズと一緒にカメラをつけよう。

ということです。
防犯カメラをいざ設置しようと思ったら、その値段の高さに驚く方も少なくありません。
また、電気代などもかかります。ですから、「本当に防犯カメラが必要なのか」どうかをよく考えましょう。
さらに、地域の治安が悪くなっているようならば自治体が動くケースもあります。
なお、地域ぐるみで清掃活動をして壁の落書きなどを消せば、治安も回復するケースがあるのです。