ウッドデッキの手入れ方法! 長く使い続けるために押さえておきたいポイント

 一戸建て住宅によくみられる“ウッドデッキ”。
天気が良い日はウッドデッキでご飯を食べたり、読書をしたりとさまざまな活用方法があります。
ウッドデッキは屋外にあるのでなかなか掃除をする機会がありませんし、手入れをさぼってしまいがちです。
雨の日は雨風に打たれますし、晴れの日も強い太陽の日差しでウッドデッキは少しずつ劣化していきます。
定期的に手入れをすることで劣化を防ぎ、いつまでもキレイな状態のまま利用することができるでしょう。
それでは、ウッドデッキの手入れ方法についていくつか説明していきたいと思います。

簡単にできる基本の手入れ方法

基本の手入れ方法としては、モップや中性洗剤、タワシ・スポンジを利用します。
とても簡単なので時間が空いているときにササッと手入れをすることができるでしょう。

  1. 板のあいだにはさまっているホコリやチリ、砂を取り除きます。細かいところは爪楊枝のような細いブラシを使っていきましょう。
  2. デッキブラシを利用して水を流しながら汚れをとっていきます。あまりにも汚れがひどい場合は中性洗剤を使うとなおさら効果的です。
  3. 乾いたモップブラシで水気をキレイにふき取ります。

たったこれだけです。毎日する必要はありません。
ウッドデッキを使った後や2週間に1回は基本の手入れをするだけで大丈夫です。
定期的に手入れをすることでついた汚れを早く取り除くことができますし、木材の乾燥を防ぐことができるでしょう。

ウッドデッキの塗り替え

ウッドデッキを使うたびに塗料が抜けていってしまいます。
色落ちがみられるのであればすぐに塗り替えをおこなってください。
基本的に3年~5年に1度の塗り替えで良いとされています。
木材を長持ちさせるポイントとしてはこの塗り替えが大きいです。
ウッドデッキの塗り替えをおこなうタイミングがいまいち分からない・・・と思っている方は木材の色に注目してください。
もし木材がグレーになっているのであれば塗り替えのタイミングです。
ウッドデッキの色にあわせて塗り替えの色を選択し、デッキの汚れをとるところから始めましょう。
塗り替えの順番としては、汚れを落とす→研磨をする→養生をする→塗装→塗り替え完了という流れになります。
自分では上手に塗り替えができないと思うのであれば、専門の業者にお願いするのもひとつの方法です。

歯ブラシを使った手入れ方法

ウッドデッキで食事をする方が多いと思います。
食事をするときにコーヒーやジュースといった飲み物をこぼしてしまい、何日か経過してシミを発見したということもあるでしょう。
そのようなシミの場合は「歯ブラシ」を活用してください。
歯ブラシはお手軽な値段で手に入れることができますし、ストックもあるでしょう。
中性洗剤をつけた歯ブラシでシミの部分をゴシゴシと磨いていきます。
水だけでも十分に汚れを取り除くこおはできますが、なかなかしつこい汚れの場合は中性洗剤を使えばイチコロです。
歯ブラシは結構役にたちますし、小さいシミでもデッキブラシを持ち出すことなく歯ブラシで対応することができます。

まとめ

ウッドデッキを長く使い続けていくためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
手入れ方法だけでなく、使ったあとは汚れがついていないかどうかしっかりチェックし、使う機会が少なくなる冬でも定期的にメンテナンスをおこなっていってください。