カーポートの屋根を上手に掃除する方法とは?

大切な車を雨風や直射日光から守ってくれるカーポート。
たとえ簡易(かんい)的なものでも、屋根がついていると車が汚れにくいものです。
しかし、年月がたてばカーポート自体も汚れてくるでしょう。
そこで、今回はカーポートのお手入れ方法についてご紹介します。
カーポートの中でも、特に屋根を掃除したいと考えている方が多いでしょう。
その方法や注意点もご説明していきます。
そろそろカーポートを掃除したいと考えている方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてくださいね。

1.カーポートの屋根につく汚れとは?

まず始めに、カーポートの屋根につきやすい汚れをご紹介します。
いったいどのような汚れがつくのでしょうか?

1-1.雨水の汚れ

雨水の中には、空気中のちりやほこりが混じっています。
ですから、雨粒が当たるカーポートの屋根はそのようなちりやほこりの汚れがつきやすいでしょう。
また、工場などが近くにある場合は油性の汚れがつくこともあります。

1-2.砂ぼこり

風に乗って砂ぼこりが高くまいあがると、カーポートの屋根にも砂汚れがつく場合があります。
砂の粒は固くとがっているので、カーポートの屋根に傷がつくこともあるでしょう。
中国から黄砂がとんでくる地方だと、黄砂の汚れもつきやすいです。

1-3.泥汚れ

「なんでカーポートの屋根に泥がつくの?」と思われる方もいるかもしれません。
カーポートの屋根というのは、のら猫などがのりやすいのです。
猫の足に泥がついていれば、カーポートの屋根も泥汚れがつくでしょう。
また、猫以外でもカラスやスズメといった鳥類の足に泥がついている場合もあります。
泥汚れは乾燥すると落ちやすいのであまり目立ちませんが、一度気がつくと気になるでしょう。
また、鳥が集まりやすい地域ではフンの汚れがつく場合もあります。

1-4.木の葉などの汚れ

カーポートの近くに落葉樹(らくようじゅ)があれば、木の葉の汚れもつきます。
また、雨どいに木の葉がつまれば、雨水があふれ出てくるかもしれません。
さらに、木の葉だけでなく小枝などもとんでくることがあります。
落葉樹が近くにある場合は、カーポートのお手入れもこまめに行いましょう。
また、台風など大風が吹いた後は遠くからでも木の葉や枝がとばされてくることもあります。

2.カーポートの屋根を掃除する際の注意点

では、カーポートの屋根を掃除する際はどのような点に注意すればよいのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。

2-1.カーポートの屋根には乗らない

カーポートの屋根は、ポリカーボネートという素材でできている場合が多いです。
これは、強度があるプラスチックで、傷と汚れがつきにくいという特徴があります。
しかし、その強度は、大人の体重を支えられるほどではありません。
ですから、カーポートの屋根に乗って掃除をしないように注意してください。
支柱の上に乗れば大丈夫という人もいますが、うっかり板を踏み抜けばけがをします。
また、築年数がたったカーポートの場合は紫外線で屋根が劣化している可能性が高いです。
ですから、屋根を掃除する場合は脚立(きゃたつ)と柄の長いブラシなどを使いましょう。

2-2.硬いブラシを使わない

カー用品でカーポートを掃除する人は多いです。
しかし、あまり硬いブラシを使うとポリカーボネートが傷ついて、透明感が失われてしまうでしょう。
掃除をする際は、柔らかいスポンジなどを使ってください。
デッキブラシなどは論外です。

2-3.風が強い日は掃除をしない

カーポートの掃除に最適な日は、薄くもりの風がない日です。
これならば、砂ぼこりなどがまいあげられる心配もありません。
逆にカンカンでりの暑い日は、屋根自体が熱くなって危険です。
また、台風が近づいているときは雨どいの掃除を忘れずに。
木の葉や泥がつまっていると雨水があふれ出るかもしれません。

2-4.近所にあいさつをしておく

住宅密集地の場合は、カーポートを掃除したら隣家に水や洗剤がとぶかもしれません。
ですから、ご近所トラブルを避けるためにも事前にあいさつにいきましょう。
また、洗濯物が干してある場合は、取り入れてもらえるように頼んでください。
さらに、水や洗剤を盛大にとび散らせながら掃除をしないように気をつけましょう。

3.掃除の手順

では、実際にカーポートの屋根を掃除する手順をご説明します。
ぜひ参考にしてみてください。

3-1.水で汚れを落とす

まず始めに、水を含ませたスポンジなどで泥や砂を落とします。
このときに、体重をかけすぎないように注意しましょう。
手元ならばぞうきんで拭いても構いませんが、体重をかけすぎると屋根が壊れるかもしれません。

3-2.洗剤で洗う

次に、洗剤をつけてこすっていきます。
この際、洗剤は少しで構いません。あまりつけすぎるとふき取りが大変でしょう。
しつこい汚れは、洗剤をかけて少し放置しておくと取れやすくなります。

3-3.すすぎ

洗剤で洗い終わったら、再度水を流してすすぎます。
住宅密集地の場合は、水を含ませたスポンジで屋根をぬぐい、雨どいを通して洗剤と水を下水に流しこむようにしてください。
しかし、周りに民家がなくても盛大に水をかけて流すのは控えましょう。

3-4.雨どいなどの掃除

屋根が洗い終わったら、雨どいなどの掃除をしましょう。
雨どいに木の葉や泥がつまっている場合は、屋根を洗う前に取り除いてください。
雨どいの中はブラシなどでこすってあげるときれいになります。
屋根から下水へ向かう途中の管がつまっている場合は、分解して掃除をしましょう。

4.洗っても透明度が戻らない場合は?

カーポートの屋根は透明のことが多いです。しかし、砂などで傷がつくにつれて透明度が宇しまわれてしまいます。
いくら磨いても、真っ白のままという場合はカーポートの屋根の寿命と考えてください。
ここまで傷ついていると、強度もだいぶ下がっています。
たとえば、台風で大きめの枝がとばされてきた場合、屋根が破損する可能性もあるでしょう。
そうなれば、止めてある車に傷がつくかもしれません。
ですから、洗っても透明度が戻らない場合は、屋根の交換を検討しましょう。
また、台風などで一部に大きな傷がついてしまったという場合は、その部分だけ交換するという方法もあります。
壊れっぱなしのまま放っておくと、車にも影響があるでしょう。
できるだけ早く直してください。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、カーポートの屋根を掃除する方法やお手入れの仕方をご説明しました。
まとめると

  • カーポートの屋根は、いろいろなものが原因で汚れる。
  • カーポートの屋根は風のない薄曇りの日に掃除しよう。
  • 住宅密集地の場合は盛大に水や洗剤をとばさないように心がける。
  • 掃除をしても透明度が戻らない場合は、取り換えを検討しよう。

ということです。
ここまで記事を読んでいただければ理解していただけると思いますが、カーポートの屋根掃除は大仕事。
お年寄りだけの世帯や女性だけの世帯の場合は、無理をせず業者に頼みましょう。
また、台風など激しい風が吹いた後は点検をしてください。
カーポートの屋根がとんできた枝や石、屋根瓦などで破損している場合もあります。
屋根が破損した場合は、できるだけ早く交換しましょう。
そのままにしておくと、カーポートの役目を果たさなくなります。
また、カーポートを自分で修理することは大変難しいです。
日曜大工に自信がある人でも、無理をしてはいけません。