Renovation

リフォーム計画から業者の選び方まで! リフォームの注意点

家が古くなったり、住みにくくなったりした場合、『リフォーム』という選択肢があります。しかし、「リフォームをしたらかえって住みにくくなった」「悪徳業者にひっかかった」という話を聞くと、なんだかリフォームをするのが怖くなってしまいますよね。

そこで今回はこれを守れば失敗なし、というリフォームをする際の守るべき注意点をご紹介しましょう。

1.家全体をまずはチェックする

家は傷みやすい個所と傷みにくい場所があり、痛みやすい個所だけをとりあえずリフォームしたい、と思う方も多いでしょう。
しかし、家は意外なところでつながっているものです。
たとえば、洗面所をリフォームしたら廊下との間に微妙な段差ができて、躓きやすくなったという例もあります。
ですから、ちまちまとリフォームを繰り返すよりも、一度家全体をチェックしてできるところは一度に直してしまいましょう。
一時的な出費は増えるかもしれませんが、トータルでみるとかえって安くつく場合が多いのです。

2.使う人の10年後を考えてみる

家をリフォームすれば、最低でも10年はそこで暮らさなくてはなりません。(それだけのお金がかかるということでもあります)
ですから、家をリフォームする時は「今使いやすいリフォーム」ではなく「10年後も使いやすいリフォーム」をすることも心がけましょう。
例を上げると、あまり高いところに収納を作ってしまえば年を取ったときに使いにくくなります。
また、段差も少ないほうがよいでしょう。
さらに、子供も大きくなりますから子供部屋を作る場合でも、あまりに子供っぽいデザインは避けたほうが無難です。

3.「安くしますよ」という業者には要注意

国民生活センターには、毎年多くのリフォーム会社と顧客のトラブルの報告が寄せられています。
トラブルを起こす会社にはいくつかの共通点があるのですが、一例を挙げると

  • 飛び込み営業をかけてくる
  • 今契約しないと安くなりません、と契約を急がせる
  • 見積もりがいい加減
  • 「点検した結果こんな不具合が新たに見つかりました」と頻繁に追加請求がある

などがあります。

真面目に業務に取り組んでいるリフォーム業者は、工事に入る前に入念な検査をしますから、後から不具合を発見することはほぼありません。
また、リフォーム工事用の資材は天災がない限りは大きな値上がり、値下がりはしませんので、「今契約しないと安くならない」ということはないはずです。
さらに、飛び込みの営業をするということはそうしなくては仕事が取れない、ということですから普段は閑古鳥がないている可能性が高いのです。

リフォームを業者に依頼する場合は、複数の業者を比較し、実績や口コミを比べて見て判断しましょう。