勝手口のメリットとデメリットを徹底検証!あると本当に便利?

家を新築する際には、勝手口を設置すべきか迷う人は多いでしょう。
勝手口があると便利なことも多い反面、デメリットもないわけではありません。
一番大切なのは、自分にとって「使い勝手のよい家に仕上がるか」ということではないでしょうか。
間取りを考える際は、使い勝手のよさを第一条件にする必要があります。
しかし、勝手口があることでどう便利になるのかは、実際に住んでみて分かること。
さまざまな意見を参考にして想像してみてください。

そんな人たちのために、勝手口のメリットとデメリット、あると便利な位置などをまとめてみたいと思います。

1.勝手口とは

昔は台所のことを「お勝手」と呼んだため、そこにある出入り口のことを「勝手口」と言うようになりました。
最近は、土地の狭さなどが理由で勝手口のない家も増えているでしょう。
また、昔はその名のとおり勝手口はキッチンにあるものでした。
しかし、現在は利便性を考えてキッチン以外の場所に勝手口がある家も多いのです。
つまり、玄関以外の「もう1つの出入り口」として利用しています。
予算のことを考えると勝手口を作るべきか迷う人は多いでしょう。
確かにあると便利なものです。
しかし、なくても生活に大きな支障はありません。
かえって面倒な問題を抱える原因にもなってしまう場合も。
新築の間取りを考えている人は、まず勝手口のメリットとデメリットにはどのようなものがあるか知ってください。

2.勝手口のメリット

2-1.家の裏口として使える

家の裏側に庭や駐車場、物置などがある場合は、勝手口があると大変便利です。
出入り口が玄関だけだと毎回家の周りをう回して向かわなければなりません。
勝手口があればそうした面倒は不要になるでしょう。
たとえば、家の裏側に駐車場がある場合、車から下ろした荷物を直接キッチンに運ぶことができます。
たくさんの買い物をしたときも安心ですよね。
また、ゴミを捨てる際もすぐ家から屋外に出すことができるでしょう。
キッチンで出るゴミは臭いが出たり濡(ぬ)れていたりするものが多いため、いち早く屋外へ出すことができる勝手口があると大変便利です。
勝手口を開けた場所に生ゴミ専用のゴミ箱を設置するとよいでしょう。

2-2.緊急時の非常口として使える

地震や火事などの災害が起きたとき、出口が玄関だけなのは不安です。
玄関が開かなくなってしまう可能性もあるでしょう。
倒れた家具が原因で玄関まで向かうことができなくなる場合もあります。
そんなとき、もう1つの出口として勝手口があると安心ですよね。
このように、勝手口は「非常口として使える」というメリットもあるでしょう。

2-3.日当たりや風とおしがよくなる

「キッチンに窓が欲しい」と思っている人は多いようです。
キッチンに窓があれば日当たりもよくなります。
窓を開ければ気持ちよく使用することができるでしょう。
勝手口がキッチンにある場合は、そういった悩みを解決することもできます。

3.勝手口のデメリット

3-1.冬は寒い

勝手口があると冬の冷気が入ってきやすくなります。
玄関ドアが冷たいのと同じように、勝手口のドアも冬になると確実に冷たくなるでしょう。
玄関ホールとリビングとの間には扉が付いているため冷気は侵入してきませんが、勝手口とキッチンとの間には扉がないのが普通です。
当然、キッチンとリビングとの間にも扉がない家がほとんどでしょう。
つまり、勝手口とリビングがつながっているということになります。
勝手口から入ってくる冷気の影響を受けることになるのは間違いないでしょう。

3-2.キッチンのスペースが狭くなる

キッチンに勝手口を設置するということは、キッチンの一部がドアになります。
出入りのことを考えると当然そこにものを置くことはできないでしょう。
キッチンのスペースが狭い家だと勝手口があることでさらに狭くなってしまいます。
勝手口がない方が効率のよいレイアウトにできる可能性が高いでしょう。

3-3.家の防犯能力が低下する

勝手口を設置することで家の出入り口が2つになります。
泥棒にとっては侵入口の候補が2倍になるということです。
また、いざというときに泥棒が出口に使うのも勝手口だと言われています。
玄関だけでなく勝手口の防犯対策についても考える必要がある点も、デメリットと言えるのではないでしょうか。

4.勝手口の位置について

4-1.キッチンの勝手口は配置に注意

キッチンに勝手口を設置する場合は、位置に注意する必要があります。
ポイントは「ゴミを出す場所」と「駐車場からの距離」です。
生ゴミなどは臭いが発生するため、多くの人はゴミがたまったら家の中ではなく屋外に出すことになるでしょう。
勝手口を出たところにゴミ箱を置いておくと確かに便利ですよね。
しかし、ゴミの収集所が勝手口から遠かった場合、雨の日などは大変になってしまいます。
勝手口の位置は、ゴミ収集所の近くにあると便利でしょう。

4-2.洗面所に勝手口を設置することも

そもそも勝手口の由来は、昔キッチンのことを「お勝手」と呼んでいたことにあります。
つまり、「勝手口=キッチンにある出入り口」だと思っている人が多いのです。
しかし、最近は使いやすさを考えてキッチン以外に勝手口を設置する人も増えています。
おすすめなのが洗面所。
洗面所に勝手口があると何かと便利ですよね。
たとえば、子供が汚れて帰ってきたときにすぐ手を洗ったりお風呂に入ったりすることができます。
また、洗濯物をすぐ屋外に持って行き、干すことができるというメリットもあるしょう。
勝手口を設置する際には、どこにあればより便利な生活を送ることができるか、じっくり考えることが大切なのです。

5.まとめ

いかがでしたか?
勝手口のメリットとデメリットを知り、自分の家に設置すべきかじっくり検討してみてください。
勝手口のよさを発揮できるかどうかは、実際に住むあなたしだいです。
自分たちだけで判断できない場合は、業者してプロの目から見た的確なアドバイスをもらうとよいでしょう。