車庫のシャッターが重い!女性でもできる対処法をお教えします!

この頃、車庫のシャッターが重くなったと感じることありませんか?最初はスムーズだったシャッターが動きが悪く重くなるのはなぜでしょう。力のある男性なら無理に開けることもできますが、女性にとっては困りものです。

今回は、重いシャッターの原因と対処法を紹介したいと思います。

  1. シャッターが重くなる原因は?
  2. シャッターの動きをスムーズにする対処法
  3. シャッターのメンテナンスに関して

1.シャッターが重くなる原因は?

最初スムーズだったシャッターが重くなってしまう原因はなんでしょう。一般の家庭で使用されている手動シャッターの場合、5年程度を境に重くなりはじめます。徐々に悪化し、10年から15年程度でかなりの重さになってしまうでしょう。その原因は・・・

1-1.シャフトのスプリングの寿命

シャッターを巻き上げるときに使われるシャフト部分のスプリングが老朽化している可能性があります。このスプリングの寿命に関しては、環境によってはすぐにサビてしまうこともありますが、普通に使用していれば10年から15年程度です。

両側についているのですが、どちらか片方の老朽化でもシャッターの動きが悪くなります。スプリングが外れていないか、ゆるくなっていないかを確認する必要があるでしょう。

1-2.シャッター本体やレールの老朽化と変形

老朽化によって、シャッターの本体やレールが変形していまうことがあります。無理に閉めようとしたときに変形してしまうことも。シャッターを閉めるときには、できるだけ真ん中を持って締めましょう。片側ばかりを使い続けることでどちらかにゆがんでしまう可能性があります。

また、レールと本体との潤滑が悪くなっていることも考えられるでしょう。開閉回数が多ければ多いほど、潤滑が悪くなりすれ合ってしまうことで重くなるのです。

1-3.電動シャッターの場合

モーターがうなるほど重くなってしまっている場合、手動のシャッターと同様に変形やサビ、ごみなどの詰まりや潤滑不足が考えられます。もしくは、モーターに異常がある可能性もあるでしょう。

2.シャッターの動きをスムーズにする対処法

原因がわかったところで、今度は対処法を紹介したいと思います。個人でできること、業者に依頼すべきことに分けて紹介しましょう。

2-1.個人でできる対処法

まずは潤滑を良くしましょう。潤滑を良くするためには「注油」をします。その名のとおり油を注入し、油によって滑りを良くする方法です。注油をする前に、レールやシャッターの汚れを落としてから行いましょう。もし、注油でも良くならない場合は、シリコンスプレーを使います。これもある程度キレイに掃除してからレールに吹き付けましょう。これなら女性でも手軽に実行できるでしょう。ホームセンターなどで手に入れることが可能です。

2-2.業者に依頼したほうがいい場合

スプリングの調整に関しては、自分でできなくもないですが業者に依頼したほうがスムーズです。シャッターの状態によって解決策は違うため、まずはシャッターの現状を確認してもらい、必要な対処法を把握してみましょう。見積もりだけなら無料という業者もあります。なにが問題なのかがはっきりわかれば、自分で対処可能な場合も。しかし、自分で解決できないことは無理に実行せず、業者に依頼することをおすすめします。

3.シャッターのメンテナンスに関して

普段のメンテナンスで、シャッターの寿命は長くなりスムーズな動きをキープできます。自分でできるメンテナンスと、定期的に業者に依頼したほうがいいメンテナンスを紹介しましょう。

3-1.自分でできるメンテナンス

先にも記載した「注油」を定期的に行いましょう。こすれている部分や、レールの隙間などに油をさします。定期的に行えば、良い潤滑の状態を維持できるため、重くなることを防げるでしょう。スプレータイプのオイルもあるので、注油が難しいと思われる方におすすめです。「5-56」というスプレーがメジャーですが、できれば専用のスプレーを使ったほうがいいでしょう。

また、レールにごみがたまっていないかもたまに確認しましょう。レールにごみがたまっていると、詰まってシャッターが動かなくなるなどのトラブルにつながります。無理に開け閉めを繰り返すことで、最終的には故障してしまう可能性が高いでしょう。

常に、サビが出てきていないか、ゆがみはないかを確認しておきます。シャッターの状態を把握しておくことも、メンテナンスのひとつです。

3-2.業者に依頼すべき定期メンテナンス

自分でメンテナンスをしたとしても、重さが改善されないときやサビがひどくなっている場合は業者に依頼したほうが無難でしょう。ボルトやネジといった重要な部分に関してのメンテナンスも業者に依頼することをおすすめします。業者による点検であれば、素人にはできないような部分まできちんと見ていただけるでしょう。「シャッターが突然落ちてきた!」などの大事故を防ぐためにも、定期的に調整してもらうなど業者にメンテナンスを依頼したほうが安心ですね。

特に電動のシャッターの場合は、素人が手を出したところで、壊してしまう可能性もあります。チェーンやブレーキといった部品の点検に関しても、業者に依頼しましょう。施工した業者でのアフターサービスが受けられる場合もあります。

まとめ

いかがですか?ガレージのシャッターの状態を確認し、動きが悪いなと思ったならすぐにメンテナンスしておきましょう。ちょっとした注油で動きが良くなるなら、力も必要ありませんし女性でも簡単です。ちょっとした掃除のついでにできてしまうため、定期的にチェックしておくといいでしょう。シャッターが重くなる原因を解消し、快適に利用できるようにしておくことが大切です。

もちろん、無理に自力でのメンテナンスを行う必要はありません。シャッターのメーカーや施工した業者などにメンテナンスを依頼することが一番確実ですし、エクステリアなどを扱う業者に依頼してもいいですね。ある程度老朽化がすすんだシャッターの場合は、新しく入れ替えることを検討してもいいでしょう。最近のシャッターは高性能なものが多く、価格も手頃になってきています。経年劣化はどうすることもできません。ある程度の年数が経過したシャッターはメンテナンスよりも新しくすることで、トラブルを回避できるでしょう。