賃貸のお部屋でも簡単できる4つのリフォーム術

賃貸のお部屋でも、変えたい箇所や直したい部分は必ず出てくるでしょう。しかし、賃貸では退出時に大きなトラブルになる可能性があり、勝手にリフォームをすることができません。ここでは、そんなニーズに応える賃貸住宅でもできるリフォーム術をご紹介したいと思います。

賃貸のお部屋でできるリフォーム術1 壁の簡単リフォーム

賃貸のお部屋でトラブルになりやすいのが、壁。そんな壁のトラブルをなくすため、簡易的に壁をリフォームする方法をご紹介します。

まずは壁に石膏ボードを敷く方法です。壁の四隅に木枠を入れて、その上に石膏ボードを敷いていきます。木枠を取り付けることによってビスなどで石膏ボードを固定することができ、石膏ボードを敷くことによってキズつけてもいい壁を作ります。こうすることによって、退出時には石膏ボードを廃棄処分するだけでいいので好きなようにビスを打ったり色を塗ることができる壁が出来上がります。

この方法では、木枠の厚みの分だけ部屋が狭くなってしまいます。木枠が薄すぎるとビスを深く打つことができないので、安定しません。だいたい暑さ5~10センチ程度の木枠を作るといいでしょう。

賃貸のお部屋でできるリフォーム術2 床を張り替えるリフォーム

次に、床を張り替えるリフォーム方法です。畳の部屋などは賃貸の住宅で嫌がられてしまいますが、その分家賃が安くなることもあります。そこで、床をリフォームできれば、安い家賃でフローリングの部屋に住むことができるのです。

この方法は、ホームセンターなどに売っているフローリングマットやタイルを用います。フローリングマットやタイルを購入し、部屋の大きさに敷き詰めるだけ。この方法によって、キズの心配もいらず、簡単に理想のフローリングに変えることができます。床の色や明るさを変えるだけで、部屋の印象は大きく変わります。今ではホームセンターにたくさんの種類のフローリングマットやタイルが販売されているので、是非見てみるといいでしょう。

賃貸のお部屋でできるリフォーム術3 キッチン、洗面所などの水回りのリフォーム

キッチンやお風呂は、使っているうちに使用感が出てしまい。汚れが目立ってしまいます。

これらの部屋は、金属でできている部分が多くなるので、両面テープを使ってデザインシートや壁紙を貼れば、大規模なリフォームはしなくても印象を変えることができます。

例えば、キッチン上部の換気扇やシンク周り、ユニットの側面、洗面所周りだと引き出しやお風呂のドアなど、汚れ安い部分にデザインシートや壁紙を貼れば、簡単に印象を変えることができます。退出時にははがせばいいだけなので簡単。非常に便利な方法です。

賃貸のお部屋でできるリフォーム術4 間接照明をつけて温かい雰囲気に

賃貸の部屋でリフォームをするには、制約が多くできることが限られてしまいます。そんな時、非常に便利なのが「照明」を使う方法。ちょっとした空間にLEDなどの照明をともせば、かなり温かい印象をもち、高級感のあるお部屋にすることができます。例えば、下駄箱の裏や机の下、ベッドの下などに照明器具を設置するだけで、暖かな雰囲気を演出することができます。LED照明は小さいので点灯していない時は目立たないので便利。お部屋の印象を変えるにはもってこいの方法です。

まとめ

以上、賃貸のお部屋でできる簡単リフォーム術をご紹介いたしました。賃貸だからと言って理想のお部屋を諦めず、できる範囲で理想に近づけてみてください。少し工夫すれば、賃貸のお部屋でも十分にリフォームすることができるかも知れません。