掃除機のかけ方を紹介! 順番・動かし方・姿勢・スピードがポイント

普段、掃除機のかけ方に意識を傾けていますか? 実は、掃除機のかけ方しだいで、掃除の効率は飛躍的にアップするのです。また、掃除機をかける前に、片づけや窓を開けるなど、ほんの少し工夫するだけでも、効率良く掃除を進めることができます。掃除機のかけ方を意識し、家事の効率アップを目指しましょう。

本記事では、掃除機のかけ方についてご紹介します。

  1. 掃除機について
  2. 掃除機のかけ方
  3. 掃除機のかけ方でよくある質問

この記事を読むことで、掃除機の正しいかけ方がよく分かります。掃除機は、順番やスピードなども重要なポイントです。正しい手順を理解し、日常の掃除に生かしてください。

1.掃除機について

まず、正しい掃除機のかけ方を理解するための基礎として、掃除機の特徴や機能について覚えておきましょう。

1-1.掃除機の特徴・機能

掃除機には、紙パック式やサイクロン式があり、それぞれ吸引力に違いがあります。以前まではコードつきのキャニスタータイプの掃除機が主流でした。しかし、近年は、より利便性が高く、手軽に使うことができるコードレスクリーナーの需要が高まっています。どの掃除機も共通しているのは、室内のゴミやホコリなどを吸い取る機能です。現在は、静音設計も施されているのに加え、きれいな空気が排気される機能も搭載されています。交換パーツもたくさん付属されるようになりました。

  • モーターヘッド(床面のホコリやゴミを吸い取る)
  • 細かな部分に対応できる細い形状のノズル
  • ブラシノズル
  • 布団用ノズル

上記のような付属品が用意されており、以前の掃除機より大変便利になっているのが特徴です。ひと昔前に比べ、格段に掃除機の性能はアップしているといえるでしょう。

1-2.掃除機の効果がある場所とは?

掃除機の機能向上やノズルなどの付属品が充実していることもあり、フローリング・じゅうたん・畳・羽毛などの布団・ソファー・カーテンなど、あらゆるシーンで掃除機は効果を発揮します。コードレスクリーナーの場合、家具や照明器具のかさ、天井など高い場所の掃除も手軽にできるようになりました。

掃除機の仕組みを知れば、効果的な使い方も分かりますね。
はい。また、サイクロン式と紙パック式の違いも覚えておきましょう。

2.掃除機のかけ方

掃除機を効率良くかける方法や手順などを解説します。家事の時短にもつながるため、普段の掃除に役立ててください。

2-1.掃除機をかける前の準備

室内に障害物があっては、スムーズに掃除機をかけることができません。まず、部屋の中を片づけ、整理整頓していく作業を行ってください。手間はかかっても、片づけをする作業を取り入れるだけで、掃除後の仕上がりが格段に変わります。掃除機かけの障害となるものはいったんしまいましょう。可能であれば、テーブルは隅のほうへ配置するなど、邪魔になる家具を移動する作業も併せて行うことが理想です。片づけた後は、床面にはものを置かないようにしてください。片づけや掃除機をかける際は、窓を開けておき、ホコリが舞い上がっても屋外に流れるようにしておくといいでしょう。掃除機の吸引力が低下しないよう、掃除機内に溜(た)まっているゴミを取り除く作業をしておくことも重要なポイントです。

2-2.掃除機の正しいかけ方・ポイント

掃除機のかけ方は、動かし方・姿勢・順番・スピードが最も重要なポイントになります。

2-2-1.動かし方

掃除機を動かすときは、ヘッド部分と床が水平になるように意識してください。掃除機のヘッドを押しつけてしまうと、吸引力が低下してしまうため、なるべく楽な姿勢で力を抜いて動かすようにしましょう。

2-2-2.姿勢

掃除機をかけるときは、前屈姿勢になってしまうことが多いものです。腰痛などの症状も起こりやすくなるため、なるべく姿勢を正し、リラックスしてかけるようにしてください。力を抜くことで、掃除機にかかる負荷を軽減することができます。

2-2-3.順番

ホコリは舞い上がる性質があるのに加え、高い家具の上や照明器具などにも付着しています。掃除機をかける前に、はたきなどを使ってホコリを払う方法もおすすめです。先に高い場所を掃除し、落ちてきたホコリは床面を掃除するときに吸い取る方法が、効率良く掃除機をかけるコツになります。また、狭い部分から手をつけるより、広い範囲からかけていったほうが、何度も同じ場所を掃除せずに済むでしょう。

2-2-4.スピード

動かすときは、手前から前方に押す・引き戻す作業に、5秒ほど時間をかけて行いましょう。ゆっくり動かすことで、より多くのゴミやホコリを集めることができます。じゅうたんなど、繊維の奥へ入り込んだゴミやホコリなども、しっかり取り除くことができ、ダニ対策にもつながるでしょう。

2-3.場所別・掃除機をかけるポイントや注意点

本項では、場所別に掃除機のかけ方をご紹介します。注意事項なども参考にしてください。

2-3-1.畳

畳には畳の目を意識した掃除を心がけてください。なぜなら、目に逆らって掃除機をかけた場合、畳が逆立ってしまい、畳を傷めてしまうことがあるからです。また、目や縁(ふち)に溜(た)まったゴミをきちんと吸引するためにも、畳の目に沿って、優しく掃除機をかけるようにしましょう。

2-3-2.フローリング

フローリングには溝があります。畳と同様に、溝に沿った掃除機かけをすることで、溝の目詰まりを解消することができるでしょう。床を傷つけないためには、押しつけて掃除機をかけないように注意してください。

2-3-3.じゅうたん

じゅうたんは、素材や毛の長さなどがさまざまで、掃除機かけに苦戦することがあります。正しい掃除機のかけ方は、最初に毛の流れに沿って掃除をすることです。続いて、目に逆らって掃除機をかけていきます。異なる方向から掃除機をかけることで、毛のすき間に詰まったホコリやダニをたくさん吸引できるでしょう。じゅうたんの毛が掃除機に絡まりやすい場合は、十字を描くようにかけるとスムーズに掃除ができます。実践してみてください。

2-3-4.ソファー

ソファーは、座面や背もたれ部分だけではなく、すき間に入り込んだホコリやゴミを取り除(のぞ)く掃除を心がけるようにしましょう。細いノズルに交換し、隅々まで丁寧に掃除機をかけてください。細いノズルだけで取り除けない場合は、ブラシが付属されているノズルを使うと、より多くのゴミやホコリを吸引できるでしょう。

2-3-5.布団

布団は、カバーの上から掃除機をかけても構いません。布団を干した後は、布団に直接掃除機をかけ、表面にいるダニやダニの死骸をしっかり吸い取りましょう。羽毛布団は柔らかいため、通常のノズルだと布団を巻き込んでしまいます。布団用のノズルを使い、優しく吸引してください。

2-4.よくある間違った掃除機の使い方とは?

掃除機のかけ方は、手だけでなく、体全体を使って掃除をするようにしましょう。なぜなら、手の力だけで動かそうとすると、ヘッドと床に空間ができてしまい、しっかりホコリやゴミを取り除くことができないからです。リラックスした姿勢で、体ごと掃除機を操作するようにしてください。

掃除機にも正しいかけ方があるんですね。
はい。ぜひ覚えておきましょう。

3.掃除機のかけ方でよくある質問

掃除機の正しいかけ方や順番などを解説しました。不明な点は、質問集を参考にしてください。

Q.部屋の隅はどのように掃除機を動かすといいのか?
A.部屋の隅は、室内のホコリが最も蓄積しやすい場所です。隅々までしっかりゴミやホコリを取り除くことができるよう、角に沿って四角く掃除機を動かすのがポイントになります。

Q.畳に掃除機をかけるときは、掃除機のヘッドを往復して動かしてもいいのか?
A.畳はほかの箇所とは異なり、傷みやすい素材でできています。そのため、往復して掃除機をかけず、畳の目に沿うように一方向で動かしてください。畳にダメージを与えないための大切なポイントです。

Q.掃除機をかける頻度は、どのくらいの間隔で行うのが理想なのか?
A.ライフスタイルにもよりますが、3日に1回は行うようにしましょう。忙しい方は、1週間に1回でも構いません。こまめに掃除をすることで、ホコリやゴミの蓄積を軽減できます。また、大がかりな掃除も必要なくなるため、家事の負担を軽くできるのもメリットです。正しい掃除機のかけ方を習得するとともに、定期的に掃除をする習慣を持ちましょう。

Q.掃除機をかけるときは、1箇所につき、1往復かけるだけでも効果があるものか?
A.既述した方法で掃除機をかけるなら、今まで以上に多くのゴミやホコリを取り除くことができるでしょう。しかし、可能であれば、掃除機を手前から前方に動かしたときに、掃除機をかけた部分が3分の1程度重なるようにして引き戻してください。掃除機の2度がけと同じ効果が得られます。

Q.ノズルの交換は重要なのか?
A.掃除機かけは労力が必要なため、ノズルの交換まで行うのは面倒と感じてしまう方もいます。しかし、近年の掃除機はフローリング・畳・じゅうたん・布団など、それぞれに適したノズルが用意されており、交換することで数倍の吸引力を発揮できるものです。掃除箇所に合うノズルに交換すれば、1回の掃除でよりきれいな空間にすることができるでしょう。

まとめ

普段、何気なく掃除機をかけていた方は、本記事でご紹介したかけ方に変えるだけで、効率良くゴミやホコリを取り除くことができることを理解していただけたかと思います。掃除機のかけ方の基本は、動かし方・姿勢・順番・スピードが最も重要なポイントです。場所別の掃除方法などを参考に、普段の掃除に役立ててください。