室内の湿気対策が知りたい方へ~湿気・湿度を抑える方法~

室内に湿気がたまってしまうと、快適な生活空間ではなくなります。
じめじめとした空間になってしまうでしょう。
特に、日当たりの悪いマンションは湿気がこもりがちです。
室内の湿気を取るには、どうすれば良いのでしょうか。
室内の湿気を取る方法、湿気を高める行為、湿気対策について詳しく説明します。
室内の湿気で悩んでいる人は、ぜひチェックしてくださいね。

1.湿気の取り方

室内の湿気が多いと、カビが大量発生してしまいます。
日当たりの悪いところは、特に湿気がたくさんたまるでしょう。
快適な室内・空間にするためにも、湿気の取り方をマスターしてください。
どのような方法で湿気が取れるのか、一緒にチェックしましょう。

1-1.湿気の吸収力がすごい「竹炭」

室内にたまった湿気を取る方法は、たくさんあります。
中でもおすすめしたい方法が、「竹炭」です。
近年、除湿商品でも竹炭を利用したものがたくさん出てきました。
竹炭は湿気の吸収力が非常に高いのです。
空気中に漂っている湿気を、竹炭の力で吸い取ってくれるでしょう。
また、除湿だけでなく、消臭効果も期待できますよ。
湿気とともに嫌な臭いも吸収してくれるのは、本当にありがたいですね。
除湿力・消臭力はもちろん、竹炭は半永久的に使い続けることができるでしょう。
部屋に置いていた竹炭を天日干しして乾燥してください。
乾燥すれば、竹炭は再び除湿アイテムとして利用できます。
竹炭をそのまま使うのはちょっと…と思っている人は、かわいい袋に入れておくとバレることはありません。インテリア風にして部屋に置いてみてください。

1-2.除湿機やエアコンを利用する

今すぐに湿気を取りたい、じめじめした部屋にいたくない人は、除湿機やエアコンがおすすめです。
電気代はかかってしまいますが、室内にある湿気をすぐに吸収してくれるでしょう。
じめじめした空間から、さわやかな空間になること間違いありません。
最近の除湿機は、エコに注目しているものもあります。できるだけ電気代を抑えたい人は、エコ重視の除湿機をチェックしてみてはいかがでしょうか。
また、加湿器+空気洗浄+除湿効果が入っているものもあるので要チェックです。
実際に除湿機を利用した人は、湿度85%から65%に下がったと言います。
すぐに効果が欲しい人には、おすすめです。

1-3.「新聞紙」を利用する

お金をかけずに室内の湿気を取りたい人は、「新聞紙」を利用してください。
新聞紙を1枚ずつくるくると丸めましょう。
丸めた新聞紙を湿気が気になる場所に置いておきます。
そうすると、新聞紙が湿気を吸収してくれるでしょう。
湿気を吸収している証拠として、新聞紙が次第に水気をおびてきます。
室内の隅やクローゼット・押し入れの中、カーペットの下敷きなど、さまざまな場所で使ってみましょう。
市販の除湿取りアイテムも良いですが、新聞紙は結構な効果を持っています。
丸めておくだけなので、ぜひ1度試してみてくださいね。

2.湿気を高めるNG例

2-1.室内に洗濯物を干す

湿気を高めてしまうNG例について説明します。
絶対にやってはいけないのが、「洗濯物の室内干し」です。
室内干しは、部屋の湿度をあげてしまいます。
室内に干した洗濯物にはたくさんの水気を含んでいるでしょう。水気が蒸発すると、部屋の中で湿気になってしまうのです。
洗濯物の量が多ければ多いほど、湿度も高くなってしまうので注意してください。
梅雨の時期は困ってしまいますが、できるだけ風呂場に干しましょう。
きちんと換気扇をつけておけば、湿気を増やすこともありません。
浴室暖房がある人は、最大限に活用してくださいね。
室内に洗濯物を干すと、湿気が増えるだけではありません。
実は、ハウスダストも増えてしまいます。
最近は、ハウスダストで悩んでいる子供もたくさん増えてきているのです。
安心して生活するためにも、室内に洗濯物は干さないでください。

2-2.雨の日は窓を開けない

できるだけ換気をしようと、雨の日に窓を開けてはいけません。
晴れの日なら問題はないですが、雨の日はそとも湿気が非常に高くなっているのです。
室内にある湿気を逃がしたいのに、そとからやってくる湿気でさらにじめじめした部屋になるでしょう。
雨の日は、できるだけ窓を開けないようにしてください。
では、どうすれば良いのでしょうか。
1番の方法は、除湿機・エアコンを利用することです。
雨の日は窓を開けて換気するのではなく、除湿機とエアコンで湿気を取りましょう。
除湿機・エアコンを使う場合は、部屋を閉めきった状態にしてください。
そして、扇風機を一緒に回すとさらに効果的です。扇風機によって空気が循環できます。

3.室内の湿気対策

3-1.晴れの日は窓を全開にして換気する

雨の日はNGでも、晴れの日は窓を全開にして換気をしてください。
室内の湿気対策は、何よりも「換気」が大切なポイントになります。
風の流れを把握したうえで、室内に漂っている湿気をすべて出していきましょう。
風がなかなかとおらないところは、扇風機を設置すると良いですよ。扇風機の風によって、流れをよくしてくれます。
できるだけ晴れの日は窓を全開にしましょう。
特に、湿気がこもりやすい日陰や寝室は要注意です。
寝室はベッドの下に湿気がたまりやすくなっています。ベッドの下にある隙間には、できるだけものを置かないようにしてくださいね。
夏場は湿気がこもりやすいため、換気に注意しておきましょう。

3-2.湿気がたまりにくい環境にする

湿気がたまりにくい環境にリフォームするのも、対策の1つです。
日当たりが悪いと、カビが生えやすくなってしまいますよね。
室内に窓が2カ所あれば、日当たりをつくることができるでしょう。
また、風とおりも良くなります。
窓が1カ所しかない室内は、有効な換気ができなくなってしまうのです。高窓や天窓をつくるのも良いでしょう。
建物の断熱対策として、外断熱を利用するのも1つの方法です。
外断熱は、そとと中の温度差が発生しなくなります。
つまり、結露ができにくくなり、湿気がたまりにくい環境に改善できるのです。
このように、湿気がたまりにくくするリフォームも増えてきています。
ぜひ家のリフォームも考えてみてはいかがでしょうか。

4.まとめ

湿気の取り方や湿気を高めるNG例、室内の湿気対策について説明しましたが、いかがでしたか?
自分でできる湿気の取り方、対策はたくさんあります。
さまざまな方法を試してみて、効果があった方法を継続してください。
なかなか湿気が取れないときは、除湿機やエアコンの利用も検討しましょう。
電気代はかかってしまいますが、即効性があります。
快適な生活空間にするためにも、湿気対策はこまめにしていきたいものですね。

  • 湿気の吸収力が非常に高い「竹炭」
  • 除湿機やエアコンを利用する
  • 新聞紙を利用する
  • 室内に洗濯物を干すのはNG
  • 雨の日の換気は逆効果
  • 晴れの日は窓を全開にして室内を換気する
  • 湿気がたまりにくい住まいにリフォームする

要チェックポイントは、以上のとおりになります。
快適な生活空間にするため、湿気がたまりにくい住まいにリフォームするのも1つの方法です。どうすれば有効な換気ができるのか、室内に湿気がたまりにくくなるのか、業者と相談しながら計画を立ててくださいね。