キッチンの家電を上手に配置する方法は? 使いやすくなるコツを伝授!

「キッチンの家電がゴチャゴチャして使いづらい」「狭いキッチンでもうまく家電を配置する方法はないだろうか」などと、お悩みではありませんか。調理を効率よく進めるためにも、使いやすく家電を配置することが大切です。

そこで今回は、キッチンの家電を上手に配置する方法やコツを詳しく解説します。

  1. キッチン家電の配置の基本
  2. キッチン家電の配置例を紹介
  3. キッチン家電を配置するコツ
  4. キッチンの家電の配置に関するよくある質問

この記事を読むことで、キッチンの配置のコツがよく分かり、スッキリして使いやすいキッチンにすることができます。まずは、記事をじっくり読んでみてください。

1.キッチン家電の配置の基本

最初に、キッチン家電を配置するときの基本を見ていきましょう。

1-1.どんな家電があるか確かめよう

キッチンの家電を配置する前に、どんな家電があるかチェックしてみましょう。多くの家庭では、以下のような家電があるはずです。それぞれの家電の大きさを測定し、配置に必要なスペースを計算しておきましょう。

  • 炊飯器
  • 電子レンジ
  • トースター
  • コーヒーメーカー
  • 冷蔵庫
  • 電気ケトル

1-2.配置器の基本は「キレイに見える」と「使いやすい」こと

家電を配置するときは、「キレイに見える」と「使いやすい」を基本に考えていきましょう。たとえば、以下のポイントを意識して配置することをおすすめします。実際に使う様子をシミュレーションしてみると分かりやすいでしょう、

  • キレイに見える:家電の高さをそろえる・色をそろえる
  • 使いやすい:使用頻度の高い家電を優先する・使いやすい位置に置く
使いやすさを考えることも大切なんですね。
はい。見た目だけにこだわり過ぎないようにしましょう。

2.キッチン家電の配置例を紹介

キッチン家電の配置例を、主な家電別に紹介します。

2-1.炊飯器

炊飯器は、キッチンカウンターやダイニングテーブルの近くに配置することをおすすめします。毎日ご飯を欠かさない家庭なら、炊飯器を使う頻度が高いことでしょう。すぐに手が届く位置にあるとご飯をよそうときにストレスになりません。ただし、炊飯中は蒸気が発生するため、水気や熱に弱いものを周囲に置かないようにしましょう。

2-2.電子レンジ

電子レンジは、冷蔵庫の近くに配置すると使いやすいでしょう。食品を解凍したり温め直したりしやすくなります。もしくは、食卓の近くに配置すれば、すぐに並べやすくなるでしょう。普段から、どんなシーンで電子レンジを使っているかを考えて、使いやすい位置を確保してください。

2-3.トースター

トースターは、主にパンを焼くために使っている人が多いでしょう。使用頻度が高い食卓の近くに配置すれば、焼き立てのパンを取り出しやすくて便利です。実際に食卓に座った状態で手を伸ばし、届く範囲に配置するとなおいいでしょう。

2-4.コーヒーメーカー

コーヒーメーカーは、電気ポットやトースターの近くに配置することをおすすめします。たとえば、朝食でコーヒーとパンを用意するときに、スムーズに動くことができて時短になるでしょう。ただし、普段から頻繁にコーヒーを飲む場合は、ダイニングテーブルの近くに配置すると便利です。

2-5.冷蔵庫

冷蔵庫は、家事動線をよく考えて使いやすい位置に配置しましょう。冷蔵庫の配置は、調理の効率に大きく影響します。食材を取り出し、下ごしらえ・調理がスムーズにできるように考えましょう。ただし、キッチンの作りによっては、冷蔵庫の置き場所が自由にならないこともあるので、できる範囲でやってみてください。

2-6.電気ケトル

電気ケトルは、水道やミネラルウォーター置き場の近くに配置するといいでしょう。なお、お湯がわくときに蒸気が発生するため、上方向の空間に余裕があるところに置いてください。また、カップや茶葉・インスタントコーヒーなどと配置すれば、すぐにお茶を飲みたくなったときに重宝します。

2-7.そのほかの家電

ミキサーやホームベーカーリー・ホットプレートなど、使用頻度が少なくて小さな家電は、常に目に入る位置に出しておく必要はありません。普段は食器棚の引き戸の中やラックの下部に収納しておき、使用するときだけ出すようにしましょう。使用頻度が高くなったら、再度配置を考えることをおすすめします。

家電ごとにおすすめの配置があるんですね。
はい。できるだけ適所に置くように心がけましょう。

3.キッチン家電を配置するコツ

キッチンの家電を配置するコツを詳しく解説します。

3-1.キッチンが狭い場合はラックや食器棚を活用する

キッチンが狭い場合は、家電をラックや食器棚を活用することがおすすめです。食器棚にも、電子レンジや炊飯器などを置くことを前提としたものがあります。さらに、壁面にそって食器棚やラックを配置すれば、動線を確保しやすいでしょう。ただし、キッチンの広さに限度がある以上、購入時に家電のサイズをきちんと確認したり無駄なものを置かないようにしたりしてください。

3-2.棚やデッドスペースを活用する

収納場所が足りない場合は、棚やデッドスペースをフル活用しましょう。また、シンク下などのデッドスペースを調理器具やストック用の洗剤などの収納に活用すれば、キッチンが広く使えるようになります。つっぱり棒やラックを活用し、空間をうまく使えばより収納率がアップするのでおすすめです。

3-3.試行錯誤を繰り替えして改善を

家電の配置は、試行錯誤を繰り替えして改善していきましょう。これでいいと考えて配置しても、実際に使いづらいことがあります。少しずつ改善していけば、理想のキッチンに近づくことでしょう。また、どうしても使いづらい家電は、キッチンのスペースを有効活用するためにも、買い替えを検討してください。コンパクトなサイズでも高機能で使いやすい家電がたくさんあります。

使いにくかったら、すぐに配置場所を直すことも重要なんですね。
はい。試行錯誤しましょう。

4.キッチンの家電の配置に関するよくある質問

最後に、キッチンの家電の配置に関するよくある質問に回答します。それぞれ確認し、役立ててください。

Q.家電の配置を変更したらストレスがたまるのですが?
A.最初のうちは、慣れるまでストレスを感じる可能性があります。数日経過してもまだストレスになるのなら、再度変更してみてください。一般的に使いやすいとされる配置であっても、人によっては合わないこともあります。

Q.冷蔵庫の上に電子レンジを置かないほうがいい?
A.まずは、冷蔵庫の説明書を確認してください。特に、オーブン機能つきの電子レンジは、使用中の熱により冷蔵庫の天板が損傷する恐れがあります。冷蔵庫の上にものを置かないようにとの注意書きがある場合は、やめておきましょう。

Q.狭いキッチンを広く見せる家電の特徴は?
A.白や淡い色の家電は、圧迫感がないためキッチンを広く見せる効果があります。面積が大きいほど効果的なので、冷蔵庫など大きな家電や目立つ家電を購入するときに覚えておくといいでしょう。また、シンプルな形の家電がおすすめです。個性的な形状の家電は、想像以上に置き場所を取り、目立つのでおすすめしません。

Q.家電を配置するときにすき間が必要なのはなぜ?
A.家電は使用中に熱が発生するからです。放熱のために十分な空間がないと、異常加熱による故障や不具合が出る恐れがあります。また、キッチンの壁や家具を焦がしたり、最悪の場合は火事に至ったりすることもあるので注意しましょう。

Q.カウンターキッチンをよりスッキリ見せるコツは?
A.リビングから見て、家電が多く目に入るとゴチャゴチャしがちです。配置するときは、できるだけ見えないような位置に並べることをおすすめします。もしくは、家電の色を統一することでスッキリ見えるでしょう。

まとめ

今回は、キッチンの家電の配置について詳しく解説しました。せっかく高性能な家電を持っていても、配置の仕方が悪いとうまく使いこなすことができません。まずは、家電の種類をチェックし、「キレイに見える」と「使いやすい」を基本に配置を考えてみてください。家電の色や高さをそろえると、キレイに見えるのでおすすめです。また、普段使わない家電は、出したままにせず収納することでキッチンが広くなります。また、実際に使用する場面をシミュレーションし、家事の動線がうまくつながるように配置すると使いやすくなるでしょう。この記事を参考に家電の配置をいろいろと試し、理想のキッチンを実現してください。