ピアノの賢い処分方法を紹介! 買取の条件や買取業者の選び方は?

「ピアノを処分したいがどうすればよいのか分からない」という人は多いでしょう。ピアノは大きくて重さがあるため、処分方法に迷う人がほとんどだと思います。しかし、使わなくなったピアノをいつまでもそのままにしておいても邪魔になるだけです。

この記事では、ピアノの処分方法や買取に出す手順などをまとめてご紹介しましょう。

  1. ピアノの種類を紹介
  2. ピアノは粗大ゴミとして捨てられるのか?
  3. ピアノの処分方法3つ
  4. ピアノを買取に出すには?
  5. ピアノの処分に関するよくある質問

この記事を読むことで、手間をかけずにピアノを処分する方法や、買取先の選び方などが分かるはずです。

1.ピアノの種類を紹介

まずは、ピアノにはどんな種類があるのかをご紹介しましょう。

1-1.グランドピアノ

一般的に「ピアノ」というと、グランドピアノのことを指すことが多いでしょう。学校の音楽室にあるものや、コンサートで使用されるものは、大体がグランドピアノです。サイズが大きく、重量もあるため、運搬するには3人以上が必要になります。

1-2.アップライトピアノ

グランドピアノに比べてコンパクトなサイズで、一般家庭に多く普及しているのがアップライトピアノです。グランドピアノよりは運搬しやすいのが特徴ですが、1人で運ぶのは難しいでしょう。

1-3.電子ピアノ

電子ピアノはヘッドフォンをつけて使用できるため、マンションやアパート暮らしの家庭でも音を気にすることなく弾くことができるでしょう。重量はピアノの中では軽量なのが特徴です。

2.ピアノは粗大ゴミとして捨てられるのか?

ピアノは粗大ゴミとして捨てることができるのでしょうか。

2-1.対応していない自治体が多い

ピアノは粗大ゴミとしての回収を行っていない自治体が多くなっています。大きさや重さがあるため回収が大変なことと、解体に手間がかかることが理由でしょう。粗大ゴミのルールについては自治体によって違いがあるため、事前に確認してみることをおすすめします。

2-2.電子ピアノは回収可能な自治体も

電子ピアノは粗大ゴミとして回収している自治体もあります。ただし、基本的には指定の回収場所まで自分で運搬しなければならないため、2階から運び出す場合や運ぶのを手伝ってくれる人がいない場合などは利用するのが難しいでしょう。

2-3.粗大ゴミとして出す際の手順は?

ピアノを粗大ゴミとして出す場合、一般的には以下のような流れになります。

  • 電話またはインターネットで粗大ゴミ回収の申し込みをする
  • 回収日時と回収場所・料金を確認する
  • 料金分の粗大ゴミ処理券を購入してピアノに貼る
  • 回収日の朝、指定の回収場所へ運ぶ

3.ピアノの処分方法3つ

粗大ゴミとして処分する以外にも、ピアノの処分方法には以下のようなものがあります。

3-1.買取に出す

まだ使えるピアノは、ピアノ専門の買取業者に依頼するのがおすすめです。出張買取に対応している業者も多いため、自宅まで買取に来てもらうとよいでしょう。不要なものを処分してお金に換えられるのは大きなメリットですよね。買取対象になるピアノの条件や買取先の選び方などは、次項で詳しくご紹介します。

3-2.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すれば、希望の日時に自宅までピアノを回収に来てもらえます。家庭から出た不用品であれば大体のものは回収してくれるため、ピアノも回収可能な業者がほとんどでしょう。念のため事前に確認してください。回収費用は業者によって異なりますが、グランドピアノの場合は40,000~50,000円程度が相場です。費用が高額になるため、まずは買取に出してみて、断られた場合に利用することをおすすめします。

3-3.人に譲る

親せきや友人・知人などにピアノを欲しがっている人がいれば、譲るという方法もあるでしょう。ただし、ピアノを運搬するには業者に依頼する必要があるため、費用がかかります。特に、グランドピアノは運搬距離によっては6~7万円かかる場合もあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

4.ピアノを買取に出すには?

買取対象になるピアノの条件や、買取に出す方法などをご紹介します。

4-1.買取対象になるのはこんなピアノ

買取対象になるピアノの条件には、以下のようなものがあります。

  • 傷や塗装のはがれ・ペダルのサビつきなどがない
  • 正常に音が鳴る
  • 付属品がそろっている
  • 年式が新しいもの
  • 人気モデルのピアノ

4-2.買取先は比較して選ぶ

ピアノの買取に対応している業者は、全国に数多くあります。その中から、信頼できる優良な業者を選ぶためにチェックすべきポイントをご紹介しましょう。

  • 実績は豊富か
  • 買取金額は相場の範囲内か
  • 出張買取に対応しているか
  • 古物商の許可を得ているか
  • 丁寧でスピーディーな対応か

4-3.まずは無料見積もりを依頼しよう

ピアノの買取を依頼する際は、まず無料見積もりを依頼しましょう。電話またはインターネットで受け付けている業者がほとんどです。無料見積もりの結果に納得できたら、業者が買取に来る日時を決定します。搬出作業が終わりしだい、買取金額の支払いというのが一般的な流れです。

5.ピアノの処分に関するよくある質問

「ピアノを処分したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.電子ピアノを粗大ゴミとして捨てる場合、費用はどのくらいかかりますか?
A.電子ピアノの粗大ゴミ回収に対応している自治体では、2,000円前後で回収しているところが多いでしょう。

Q.  不用品回収業者を利用するメリットとデメリットを教えてください。
A.メリットは自宅まで回収に来てもらえること・ほかの不用品もまとめて依頼できることでしょう。その反面、悪徳業者も存在するため業者選びに注意が必要というデメリットがあります。

Q.ピアノを査定に出す前に調べておくことは何ですか?
A.スムーズな査定のために、ピアノのメーカーや型番・製造番号を調べてメモしておくとよいでしょう。

Q.ピアノの大まかな買取相場を調べるには、どうしたらよいですか?
A.複数の買取業者に無料見積もりを依頼して内容を比較することで、大まかな相場を把握できるでしょう。

Q.悪質な不用品回収業者に多い特徴を教えてください。
A.業者のホームページがない・所在地を明らかにしていない・無料見積もりを受け付けていないなどの特徴が多くなっています。

まとめ

ピアノの処分方法や買取に出す手順などを詳しくご紹介しました。運搬が大変なピアノでも、方法によっては手間をかけずお得に処分できる可能性もあります。買取に出すにはピアノの状態もしっかり確認する必要があるため、どんなポイントをチェックすべきなのか知っておくとよいでしょう。ぜひこの記事を参考に、自分にとってベストな方法で処分してください。