トイレ掃除の仕方を解説!掃除で見落としな箇所と掃除方法は?

「トイレがすぐに汚れて困る」と悩んでいる人は多いことでしょう。トイレは、常に清潔に保ちたい場所です。その一方で、「気がついたらトイレが汚れており、掃除の頻度が分からない」という人もいると思います。

そこで今回は、トイレ掃除の仕方を説明しましょう。洗剤などを工夫すれば、掃除の頻度を落としても汚れにくくなります。

  1. トイレの中で汚れやすい部分
  2. トイレは最低でも1週間に1度は掃除しよう
  3. トイレをキレイにする掃除の仕方
  4. トイレを使う度に掃除する方法
  5. トイレの汚れを防ぐ方法
  6. トイレ掃除をプロに依頼するメリット
  7. トイレの掃除の仕方に関するよくある質問

この記事を読めば、トイレ掃除の手順や注意点も分かるでしょう。トイレ掃除の仕方を詳しく知りたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.トイレの中で汚れやすい部分

はじめに、トイレの中でも汚れやすい場所やその理由を紹介します。

1-1.便器のふち裏や便座の裏

便器の中は汚れが目立ちやすいものですが、ふち裏や便座の裏は見逃しがちな場所です。便器の中をブラシでさっと掃除しただけでは汚れが落ちず、残った汚れが広がって、掃除してもすぐに汚れてしまうように感じられることもあるでしょう。

1-2.床

トイレの床は、尿が飛び散りやすい場所です。特に、男性は立って用を足すので床が汚れやすいでしょう。床を掃除しないでいると、悪臭の原因となることもあります。

1-3.壁

トイレの壁も床と同じように尿が飛び散りやすい場所です。放っておくと汚れが黄ばみとなって定着し、悪臭の原因にもなるでしょう。

2.トイレは最低でも1週間に1度は掃除しよう

トイレは毎日使うものです。つまり、汚れも毎日つく可能性があります。本当ならば、毎日掃除をするのがトイレをキレイに保つコツです。しかし、仕事などで忙しく「トイレを毎日掃除するのはとても無理」という人も多いでしょう。ですから、最低でも週に1度はトイレを念入りに掃除する日を作ってください。また、トイレに掃除用具を準備しておき、汚れを見つけたらさっと掃除をしてもいいでしょう。

3.トイレをキレイにする掃除の仕方

この項では、トイレをきれいに掃除するコツや必要な道具を紹介します。

3-1.トイレ掃除をする基本の道具

トイレ掃除は、基本的に以下のような道具で行いましょう。

  • ブラシ:便器のふち裏まで届く形のものがおすすめ
  • 流せるトイレシート:使い捨てのトイレシートは衛生的で管理が楽
  • 中性洗剤:一般的な汚れは中性洗剤で落ちる
  • 酸性洗剤:尿石などがんこな汚れは酸性洗剤がおすすめ

このほか、クエン酸やウエス、スタンプタイプの洗剤があると便利です。

3-2.トイレ掃除の仕方

トイレ掃除の仕方は、基本的に以下のような方法で行いましょう。

  • トイレシートで、手洗い・タンク・便座・便器のふちを拭いていく。上から下へと拭くと1枚ですみずみまで拭ける
  • 中性洗剤を便器の中にかけ、トイレブラシで磨く。ふち裏までしっかりと磨くのがコツ
  • 壁、床をトイレシートで拭く。特に、壁は便器の左右の低い位置をふくとよい

これでトイレはキレイになります。しばらくトイレ掃除ができない場合は、スタンプタイプのトイレ洗剤を便器の中に押したり、トイレの手洗いの部分に洗浄効果のある薬剤を置いておいたりしましょう。

3-3.しつこい汚れは酸性洗剤を使う

尿石が固まって取れない場合は、酸性洗剤をかけてしばらく置いておくと汚れが緩んで取りやすくなります。酸性洗剤はほかの洗剤と混ぜて使わないようにしましょう。洗剤が流れてしまう場合は、トイレットペーパーに染み込ませ、パックするように汚れに張りつけてもいいですね。

3-4.クエン酸を使って掃除する場合は、金属につけない

クエン酸は、酸性のナチュラル洗剤です。水あかを落とす効果もあるので、トイレ掃除に使っている人も多い事でしょう。クエン酸を使う場合、金属に付着させないように注意してください。酸ですから金属を付着させてしまいます。

3-5.トイレの壁は専用洗剤で掃除する方法もある

トイレの壁の汚れがひどい場合は、壁紙用の専用洗剤や、オキシクリーン(酵素系漂白剤)を用いましょう。酵素系漂白剤には脱臭作用もあります。汚れのひどい場所では、キッチンペーパーに漂白剤や洗剤をしみこませてパックしておき、しばらくしてから使い捨てタイプのトイレシートで拭きとってみましょう。

4.トイレを使うたびに掃除する方法

トイレの掃除をこまめにしておけば、それだけ汚れがつきにくくなります。朝、夜など時間を決めてトイレに入った後、使い捨てのトイレシートで便器の周りや便座・便座裏などをざっと拭いておきましょう。便器の中に気になる汚れがある場合は、さっとこすり落としておきます。それを習慣づけることで、週に1度の掃除がかなり楽になるでしょう。

5.トイレの汚れを防ぐ方法

トイレの汚れを防ぐもっとも有効な方法は、男性も座って用を足すことです。そうすれば、尿が飛び散りません。尿が飛び散らないだけで掃除がかなり楽になります。また、トイレの中に余計なものを置かないことも大切です。トイレマットや便座カバーはおしゃれですが、綿ぼこりの発生する原因となります。さらに、トイレにインテリアを飾ると掃除が大変になるでしょう。トイレの中には何も置かないと汚れがたまりにくくなります。

6.トイレ掃除をプロに依頼するメリット

トイレを徹底的に掃除したい場合は、プロに依頼するのも1つの方法です。プロに依頼すれば、暖房便座や便器の蓋をはずして、手が届かない場所の汚れも落としてもらえます。また、便器の水たまりの奥や、壁などについた汚れも取ってもらえるでしょう。トイレの掃除は1万円前後が相場です。年に1度の割合で依頼すれば、トイレをキレイに保ちやすくなるでしょう。

7.トイレの掃除の仕方に関するよくある質問

この項では、トイレの掃除の仕方に関するよくある質問を紹介します。

Q.女性しかトイレを使わない場合は、床掃除などしなくてもいいですか?
A.いいえ。尿以外の汚れもつくので、掃除は必要です。

Q.スタンプタイプの洗剤を利用すれば、どのくらい便器内をキレイに保っていられますか?
A.約1週間は大丈夫でしょう。

Q.タンク内に沈めておくタイプの洗浄剤でも効果はありますか?
A.はい。大丈夫です。

Q.酸性洗剤と中性洗剤なら混ぜても大丈夫でしょうか?
A.問題はありませんが、洗剤同士を混ぜ合わせるメリットはありません。洗剤は単独で使いましょう。

Q.トイレの壁がタイルの場合は、ごしごしこすっても大丈夫ですか。
A.いいえ。力任せにこすると傷がついてしまいますので、トイレシートなど柔らかいもので拭きましょう。

まとめ

今回はトイレの掃除の仕方について解説しました。便器の中だけでなく、外側・ふち裏・便座裏なども掃除しましょう。また、床や壁は見落としがちな場所なので、そこを忘れずに掃除すれば臭い対策もできます。汚れは放置するほど落としにくくなるので、こまめに掃除することが大切です。