ゴミ箱の臭いでお悩みの方へ! 嫌な臭いの取り方を徹底解説します!

「ゴミ箱から嫌な臭いがする」「ゴミを片付けても臭う」など、ゴミ箱の臭いでお悩みではないでしょうか。こまめに処分しているはずなのに、臭いがすると困りますよね。まずは、何が原因なのかきちんと調べることが大切です。しかし、どんな原因で臭うのか・どんな対策がいいのかなど、よく分からないことも多いでしょう。そこで、今回は、ゴミ箱の臭いの取り方を詳しく解説します。

  1. ゴミ箱が臭い原因は?
  2. ゴミ箱の臭いの解消方法
  3. ゴミ箱の臭いと消臭剤
  4. ゴミ箱の臭いの予防方法
  5. ゴミ箱の臭いに関するよくある質問

この記事を読むことで、ゴミ箱の臭いについてよく分かり、効果的な対策をすることができます。まずは、記事をじっくり読んでみてください。

1.ゴミ箱が臭い原因は?

最初に、ゴミ箱が臭い原因について見ていきましょう。

1-1.ゴミの臭いの原因は?

ゴミの臭いの主な原因は、腐敗や雑菌・カビの繁殖によるものです。生ゴミなどでも、出たばかりなら臭いは強くありません。しかし、時間が経過して腐敗したり雑菌やカビが繁殖したりすることで耐えられないほどの臭いになるのです。特に、高温多湿となるところでは、臭いが増しやすいので注意してください。

1-2.臭いが特に気になるゴミ箱は?

ゴミ箱の中でも、特に臭いが気なるものがあります。たとえば、以下のようなものです。

  • キッチンのゴミ箱:生ゴミ・食品の腐敗臭
  • おむつ入れ:排せつ物の臭い
  • トイレの女性用ゴミ箱:生理関連の臭い

2.ゴミ箱の臭いの解消方法

ゴミ箱の臭いの解消方法について詳しく解説します。

2-1.キッチンのゴミ箱

キッチンのゴミ箱は、食材の腐敗臭が発生しやすい場所です。生ゴミが発生したらすぐに片付け、できるだけ生ゴミを入れたままにしないでください。臭い予防には、重曹が役立ちます。重曹を適量生ゴミに振りかけて消臭しましょう。なお、キッチンのゴミ箱は、ぬめりやカビが発生しやすいので、定期的にキッチン用漂白剤やアルコールなどで除菌することをおすすめします。

2-2.おむつ用のゴミ箱

おむつ用のゴミ箱は、排せつ物の臭いがこもりやすいものです。まずは、ゴミ箱に消臭剤をセットしておきましょう。保管時に発生する臭いを抑えることができます。排せつ物をトイレに流してから、ゴミ箱に入れるようにしてください。さらに、ポリ袋などに入れてから捨てるといいでしょう。

2-3.トイレのゴミ箱

トイレのゴミ箱は、女性の生理用品が臭いやすいものです。時間が経過すると臭いが増すため、できるだけゴミをためないようにこまめに処分しましょう。なお、嫌な臭いを予防するため、ゴミ袋をセットするときに重曹を適量入れておくことをおすすめします。

2-4.臭いのついたゴミ箱はどうする?

臭いのついたゴミ箱も、原因を取り除けば徐々に臭いが気にならなくなります。また、消臭剤を使えば、より効果的です。ただし、強い臭いが染みついて消臭剤を使っても消しきれないものや、汚れやカビがひどいものは処分しましょう。

3.ゴミ箱の臭いと消臭剤

ゴミ箱の臭いと消臭剤について詳しく解説します。

3-1.どんな消臭剤がある?

ゴミ箱の臭いが気になるときは、消臭剤を使うこともおすすめです。消臭剤には、主に以下のような種類があります。

  • スプレータイプ:布ものや空間に噴射する
  • 貼りつけるタイプ:シート状やタブレットなど消臭したいものに直接貼りつける
  • 振りかけるタイプ:粉状の消臭剤を消臭したいものに直接振りかける
  • 敷くタイプ:シート状の消臭剤を対象物の下に敷く

3-2.消臭剤の効果や選び方など

消臭剤の効果は、使い始めをピークとして徐々に減っていきます。市販品は使用説明に記載された交換目安時期を参考に取り換えてください。重曹などで消臭する場合は、効果が薄れたと感じた都度、交換・追加するといいでしょう。消臭剤を選ぶときは、臭いを根本から解消するものにしてください。強い香りでごまかす消臭剤は、逆効果になることもあるのでおすすめしません。

3-3.消臭剤は適量を使うことが大切

消臭剤は、適量を使うようにしましょう。必要以上に大量に使っても、効果が高くなるわけではありません。大量に消臭剤を使えば、コストがかかります。適量を使い、こまめに交換するほうが効果も高く、コストもかからないものです。

4.ゴミ箱の臭いの予防方法

ゴミ箱の臭いの予防方法を詳しく解説します。

4-1.水分をよくきること

生ゴミなどは、水分をよくきることが基本です。水分が多く残った状態では、食べものが腐りやすくなり嫌な臭いにつながります。カビが発生する原因にもなるので、水気をよくきってから捨てるようにしましょう。

4-2.密閉すると臭いにくい

ゴミを密閉すると、臭いにくくなります。ポリ袋など、密閉性の高いものを利用して固く縛っておくといいでしょう。ゴミが発生した都度密閉することで、臭いを予防できます。ただし、ポリ袋に穴が開いたり破れたりすると意味がないので、取り扱いに気をつけてください。最後に、密閉性の高いゴミ箱に保管すれば、ほとんど臭いが気にならなくなります。

4-3.ゴミはこまめに処分しよう

ゴミをこまめに処分することで、臭いの発生を抑えることができます。ゴミは、放置すると腐敗やカビにより臭いが強くなるため、ためないことが大切です。自治体の回収日のタイミングが合わないときなどは、密閉した状態で屋外に保管するのもいいでしょう。

4-4.ゴミ箱の選び方も大切

ゴミ箱の選び方も、臭いに関係があります。臭いが気になる場所に置くゴミ箱は、ふたつきのものを選ぶといいでしょう。ふたがあることで、臭いの拡散を防ぐことができます。さらに、きちんとふたが閉まるものを選ぶとより効果的です。また、抗菌・防カビ加工を施したものや脱臭効果があるものなど、臭い対策に力を入れているものもあるので検討してみてください、

5.ゴミ箱の臭いに関するよくある質問

最後に、ゴミ箱の臭いに関するよくある質問に回答します。それぞれ確認し、参考にしてください。

Q.臭いを我慢すれば問題ありませんか?
A.ゴミ箱の臭いは、腐敗していたり雑菌・カビが繁殖していたりするサインです。放置すると我慢できないほどの臭いになるだけでなく、不潔で健康被害の心配もあります。臭いが気になった時点できちんと対応してください。

Q.ゴミ箱を密閉しておけば臭いは消えますか?
A.消えません。臭いが周囲にもれなくなるだけなので、早く処分しましょう。なお、ゴミの内容によっては腐敗と共に発酵が進んでガスが発生する場合もあるので注意してください。

Q.冬でも消臭対策はやるべきですか?
A.冬でも対策してください。夏でなくても臭いは発生します。最近は、暖房により冬でも室温が高くなるため、臭いがひどくなりがちです。冬だから大丈夫と考えるのはやめましょう。

Q.抗菌効果のあるゴミ箱の交換目安は?
A.効果が薄れたと感じたときが目安です。購入後、徐々に薄れていくので、臭いが気になり出したときに交換してください。面倒だからと交換しないのでは、意味がありません。

Q.生ゴミを出さなければいいのでは?
A.確かに、生ゴミが出なければ臭いの悩みは減るでしょう。しかし、臭いの原因はほかにもあります。濡(ぬ)れたキッチンペーパーにカビが生えた・強い臭いの食品が腐敗したなどもあるので、油断してはいけません。

まとめ

今回は、ゴミ箱の臭いについて詳しく解説しました。まずは、何が原因で臭うのかチェックしてみましょう。原因を取り除くと共に消臭対策を行うなど、さまざまな方法を試してみてください。ゴミ箱にゴミを直接入れると臭いが移りやすくなるものです。ゴミ箱にゴミ袋をセットしておくなどして、臭いが移るのを防ぐことも忘れないでください。また、ゴミをこまめに処分することも大切です。この記事を参考にして、ゴミ箱の臭いをスッキリ解消してください。